これは
のコメントのお返しでございます。
黙々とコメントのお返しを入れてUPしようとしたら『文字数オーバーです』と怒られました。
短くして入れなおししようと思いましたが、今まで黙々と書いた時間も消える事が悔しくて…記事に写し直ししました(苦笑)
で、ついでに加筆しました(爆)
要するに嫁妄想SS現代版です。
続きです。
沙雪さんへ
遅くなりましたが、ここからコメントのお返しです
。
ありがとうございます(><)!
シチュエーションは以前沙雪さんから軽くいただいていましたが、あんまり考えた事がなくて…。
しかし歌詞を見てたらわぁ~って頭の中に浮かび上がって…台詞はもっと違う言葉を探したのですが(苦笑)これがせいいっぱいでした(笑)
しかし、歳三さんらしいプロポーズになったんじゃないかな…と私は思います。
「へぇ~歳三兄さんは桜の舞い散る場所で、義姉さんにプロポーズしたんだ?」
義妹達とワイワイ盛り上がっていて、総司さんが近づいてきた気配なんて一つも気がつかなかった。
総司さんがいつもの意地悪そうな顔で私の顔を覗き込み、私に問うた。
「兄さんどんな顔してたの?クッ…フフッ…あはは~気になるな。どうせ眉間に皺寄せてさ…義姉さんに無理答えをせまったんじゃないの?」
私の大切な思い出に水を差された事にカッとなり、私は拳を握りしめながらソファーから立ち上がり、総司さんに向かって言い返した。
「歳三さんは優しい人です!そんな事絶対にしません!!」
「ふぅ~ん…」
総司さんのいつもの黒い笑みがいつも以上に勘に触り、私は怒りに身を任せてリビングを飛び出した。
書斎に黙って飛び込むと、机に向かう歳三さんがいた。
「どうした?皆で茶を飲んでたんじゃねぇのか?」
どうやらテストの問題集を作っている途中らいし。難しい顔をしたままパソコンから目を離さない。
「ごめんなさい…また…邪魔してしまいましたね。」
黙って隣の部屋に移動しようとすると、パソコンから目を離さないまま『こっちにこい』といった風に手を振っている。
「また総司の野郎が何か言いやがったのか?」
「いえ…」
「俺に嘘つかなくてもいい。」
「…」
「あいつに何言われても気にするな。お前の事は絶対に俺が守る。あの時ちゃんと約束しただろ?」
桜舞い散る春の日…あの日私はこの人から急に告げられた言葉を、なかなか飲み込めずにいた。
『俺の桜はお前だ。だったら…俺の傍から離れるな。』
『…あの?』
『まだわからねぇのか?』
何度も繰り返される言葉。
しかしその言葉とは裏腹に、土方さんの眉間には皺が寄ったままだった。
『お前に何があっても、俺が守る。この身に変えても…命に代えても必ずだ。だから…俺について来い!』
『嫌です…。』
『なんだと?』
土方さんの眉間の皺がさらに深くなる。
でも私は、言わずにはいられなかった。
『土方さんがいなくなったら、私…私の生きている意味がなくなってしまいます。だから…簡単に命を捨てるような事言わないでください。ずっと貴方の傍にいろと言うのなら…土方さんこそずっと私の傍にいてください。今度は、今度こそ…私の目の前から…消えて居なくならないでください。』
今度こそ私の目の前から、消えて居なくならないでください。
なぜそんな言葉が出たのかはわからない。
でも、急に私の心に湧き上がった言葉だった。
『お願い…約束してください。』
なぜか涙が止まらない。
『泣くな…あの時みたいに…お前を泣かしたいんじゃない。』
土方さんの言うあの時が、一体何時の事なのかもわからない。
でも…ずっと不安だった。
この人に近づけば近づくほど、いつかこの人を失ってしまうんじゃないかと…
だから、この言葉の意味を理解してはいけないと、そう思い込んでいたのかもしれない。
『今度こそ約束する。絶対に…お前一人置いて、どこにも行きやしねぇよ。』
私の涙を拭う指も、私が触れている腕も温かい。
今、この人は生きている。
確かに今を…今という時代を生きている。
『お前の事は俺が絶対に守る。何があっても…一生守り続ける。だから、俺の傍にいろ。いいか?絶対に離れるんじゃねぇぞ。』
『はい…私は…私は二度と貴方の傍から離れません。』
桜の花びらが舞い散る。
はらり ひらりと…
私達を祝福するように…優しく舞い散る。
『もう一つだけ約束してください。』
『なんだ?』
『私の前では…たくさん笑ってください。私は、笑ってる土方さんが好きなんです。』
泣き笑いの私に、土方さんは私に優しく笑いかけた。
懐かしくて、でも今も鮮明に憶えている、二人だけの思い出。
「歳三さん。」
「なんだ?」
「笑ってください。眉間に皺を寄せてる顔もらしいですけど、私は歳三さんの笑った顔が好きなんです。」
私はそっと顔を覗き込んで、眉間に指を伸ばした。
「…しょうがねぇな。」
苦笑しながらあの時のように私の手を取り、真っ直ぐに私の顔を見つめ直した。
「ったく…お前がいると仕事にならねぇな。」
でも、あの時と少しだけ違う事がある。
あの時より貴方はもっと私の近くにいて…
「だが…少しだけならいいか…。」
私もあの時よりもっと貴方の近くにいる。
重ね合わせた唇から、私に触れる指先から、貴方の体温が伝わるほど…ずっと近くにいる。
二人の幸せも…あの時よりもずっと近くにある。
「総司君、何してるの?私そろそろ晩ごはんの準備に行ってくるね?」
部屋に戻るなり総司君は何やらヘッドホンを耳に当てて、真剣な表情をしている。
「沙雪も聞く?」
なんの音楽だろ?
そう思いながら素直にヘッドホンの片方を受け取り耳に当てると、歳三義兄さんとethlin義姉さんの話し声が聞こえてきた。
「ちょっ…総司君ダメだよ!盗み聞きなんて。」
「だって面白いよ。兄さん本当に笑ってるのかな。クス…眉間に皺寄せたまま笑ってる顔しか、あはは~僕には想像出来ないよ。」
私は総司君からヘッドホンを取り上げ、頬を思いっきりつねりあげた。
「もう!そんな事言わないの!お義姉さんの前で笑ってるんだったら、それでいいじゃない!!」
「いたた…沙雪、痛いよ…。」
「総司君だって…私にしか見せない顔たくさんあるよ。私はそれが嬉しくて…誇らしい。だから、お義兄さんもそうなんじゃないのかな?お義姉さんにしか見せない顔…あるんじゃないのかな?」
少し拗ねた顔や甘えるような表情、悪戯に笑ってるんだけど、すごく甘い表情も…自分だけが知ってる総司君の顔なんだと思うと、私は彼を堪らなく愛おしいと思う。
「…ごめんね、沙雪。もう聞かない。」
「うん、わかってくれたらいいんだよ。」
「じゃあダイニングへ行こうか。たまには僕も、沙雪が料理を手伝おうかな。」
「うん!」
私は手を繋ぎながら、二人でダイニングへと向かう。
「………」
ドアが閉まるギギッ…と軋む音と共に、総司君が何か呟いた気がした。
「何?」
「何でもないよ。クス…ちょっとした独り言。」
「そうなんだ。」
私はそれ以上気にも留めず、総司君と一緒にダイニングへと向かった。」
「歳三兄さんの笑った顔なんてレア過ぎてさ…新聞部が飛びつかないわけないじゃないか。今度は隠しカメラが必要かな?」