ブログネタ:肉食、草食、ロールキャベツ、自分の恋人はどれがいい?
参加中私はロールキャベツ 派!
本文はここから
またまた久しぶりにばらちゃんシリーズでございます。
久しぶり過ぎて忘れた+知らない人も多いかもしれませんね。
ばらちゃんシリーズは変態妄想姉妹でリレー中薄桜鬼の二次小説『桜花』シリーズのおとぎ話版パロディです。
シリアス要素がまったくありません。
そしてキャラが完全に崩壊しています。
詳しくはこちらを参照の事→ばらちゃんシリーズ 索引
まぁ…簡単に説明すると…
悪い魔法使い
の呪いにより
の呪いにより歳三王子→狼(色々と超我慢させられている)
総司王子→虎(一人だけ呪いが解けて王子様に戻った)
騎士左之さん→黒豹(王子様と白ばらちゃんの取り合い)
新八王子→熊(『お父様みたい』と言われている)
にされた4人は、妖精の森に住む白ばらちゃん(姉)と赤ばらちゃん(妹)の家に居候しています。
そして
白ばらちゃんは超×3シスコン
赤ばらちゃんは壊滅的な世間知らずです。






「僕達ってさ…全員『肉食』だよね?」
俺と新八、左之助の三人でチェスに興じていたところ、総司が意味ありげな笑いを浮かべながら現れた。
「なんだ?総司。その『肉食』ってやつは?」
「あぁ…あれだろ?白ばらちゃんが読んでた雑誌に載ってたやつだな。『貴女の彼は『肉食』『草食』『ロールキャベツ』どっち?』って…あの記事の事だろ?」
「そう、左之さんの言うとおり、雑誌の特集の事だよ。だってさ…悪い魔法使いの悪戯で、僕は『虎』、兄さんは『狼』、左之さんは『黒豹』で新八さんは『熊』にさせられた。クスクス…全員肉食動物じゃないか。」
「…総司、お前一人だけ上手い事やって、元の姿に戻ってるけどな。」
俺は顔も上げず、チェスの駒を動かした。
俺達の呪いを解くためには、乙女のキスが必要だ。
総司の野郎は白ばらちゃんにキス…を通り越して即効食っちまった。
そして呪いは解かれ、一人だけ元の姿に戻った。
俺はと言うと…
(変態姉さんがこの話を書き始めてやがて丸一年になるんじゃねえか?それなのによ…俺はいつになったら赤ばらちゃんの甘い唇をいただけるんだ?いい感じになれば白ばらちゃんの邪魔が入るしよ。クソ…赤ばらちゃんにキスさえ出来れば、俺は元の姿に戻れる。そしたら速攻こいつら全員追い出して、赤ばらちゃんと二人っきりで甘い甘い生活を…いやいや…こんな事ばっかり考えてたら「狼さんのエッチィ( p_q)
」って…赤ばらちゃんに嫌われちまうな。手順ってもんがあるだろ?まずは「白ばらちゃんの次に狼さんが大好き!」じゃなくて「白ばらちゃんより狼さんの方が一番好き!」って言わせねぇと…。
」って…赤ばらちゃんに嫌われちまうな。手順ってもんがあるだろ?まずは「白ばらちゃんの次に狼さんが大好き!」じゃなくて「白ばらちゃんより狼さんの方が一番好き!」って言わせねぇと…。「悪いな、歳三王子。チェックメイトだ。」
「なっ…左之助!お前いつの間に。」
「あん?なんか真剣な顔で作戦を立ててる割には甘い動きだなと思ってよ。」
「クスクス…兄さんはチェスの作戦じゃなくて、赤ばらちゃんとイチャイチャする事でも考えてたんじゃないの。」
うっせい!総司!お前に俺の苦労がわかるか?
わからないなら、白ばらちゃんとあの変態姉さんをどうにかしろ!
「歳三王子…気持ちはわからなくもないが…あんなちっちゃい子に無理強いするなよ。」
左之助…俺がいつ無理強いした?
赤ばらちゃんのあの並外れた世間知らずと白ばらちゃんの異常なまでのシスコンのせいで、無理強い(我慢)させられてんのは俺なんだよ。
「ガハハハ!さすがの『バラガキの歳』も赤ばらちゃんには敵わねぇな!あのキラキラした目で見つめられたら、さすがの歳三でも悪さなんかできねぇよな!」
新八…残念ながらお前は赤ばらちゃんから男として見られてねぇよ…。
あのキラキラした目の意味は『熊さんはお父様みたい
』なんだからよ。
』なんだからよ。イライラしながら駒を元に戻す俺を眺めながら、総司が鼻を鳴らして笑った。
「今の兄さんはさしずめ『ロールキャベツ』だね。本当は肉食なのに、白ばらちゃんに無理やりキャベツでがんじがらめに巻かれてさ…あははは!それもただのロールキャベツじゃないよ!新種の『ロールキャベツ』だ!キャベツを剥がしても剥がしても…いつまでたっても肉なんか出てきやしないんだから!」
「ぷっ…あの歳三王子が『ロールキャベツ』だって…しかも新種…間違いねぇ。」
「歳三!美味そうだな?キャベツたっぷりのロールキャベツなんてよ。それじゃあ赤ばらちゃんも中身が肉だなんて気づきやしねぇぜ!!」
クッソ…
お前ら好き勝手言いやがって。
「でも、肝心の赤ばらちゃんはどれが好きなのかな?聞いてもどうせトンチンカンな返事が返ってくるに決まってるけどね。」
「赤ばらちゃんは何でも美味そうに食ってるが、好きなモンったら野菜か果物だろ?肉は新八に譲ってる事が多いからな。」
「そうだな。白ばらちゃんも「野菜をたくさん食べないとダメよ。」って毎日言ってるもんな。『肉(肉食(肉)』『野菜(草食)』『キャベツだらけのロールキャベツ』の中から選ぶなら『野菜』って答えるだろうな。」
ふん…
何言ってやがる。
肉も野菜もバランスよく食わねぇと、白ばらちゃんみたいなボインにはなれねぇ…
いやいや…そうじゃねぇだろ!俺!
「兄さんが本当はガツガツした肉食だって知ったら…クス…赤ばらちゃんは驚いて、怖くなって泣きながら逃げだすかもね。」
「歳三王子の花街での話を聞いたら…相当ショック受けるだろうな。」
「歳三の事は人畜無害な草食だと信じ込んでるだろうしな。」
「お前らいい加減に…」
しやがれ!と怒鳴りつけようとしたその時
「あ
赤ばらちゃんが部屋に入ってきて、歌うように俺を諭した。
「あははは~森のリスさんだって…ウケる…ウケるよ…面白すぎるよ兄さん。ひまわりの種や木の実じゃあ…とても体が持たないよねぇ~。ねぇ、赤ばらちゃん?」
「なんですか?王子様。」
「赤ばらちゃんは『肉』と『野菜』と『キャベツだらけのロールキャベツ』だったらどれが好き?」
バランスの悪いロールキャベルなんか、誰が好き好んで食うんだよ。
そんな聞き方したら、絶対にロールキャベツは却下するだろうが!!
お前ら…ロールキャベツが却下されたら俺を『赤ばらちゃんも食べないようなロールキャベツ』って言う気だろ?
んで、赤ばらちゃんの目の前で俺を笑い者にする気だな!?
「くっそ…総司、てめぇ…おわっ…」
総司に掴みかかろうとした途端、新八と左之助が俺を軽く突き飛ばした。
総司、左之助、新八の三人はニヤリと嫌味な笑みを浮かべ、赤ばらちゃんをグルリと取り囲む。
問われた言葉の意味がわからずポカンとしている赤ばらちゃんに、総司達はもう一度優しく問いかけた。
「えっと…」
赤ばらちゃん!こいつらの戯言なんか耳にするんじゃねぇ!
「う~んと…」
いっそ「いちご味のトッポが一番好き
」とか…全然関係のない答えを口にしてくれ!
」とか…全然関係のない答えを口にしてくれ!「あのね…」
なんなら「白ばらちゃんが一番好き
」でもいい!
」でもいい!とにかくこいつらの戯言に耳を貸すんじゃねぇぇぇ!!!
「今日の晩ご飯のロールキャベツ…上手に巻けなくてキャベツで何重にも巻いたの…みんなで見てたデスか?」
「「「はっ?」」」
「白ばらちゃんが『あらあら…キャベツが破れてお肉がはみ出しちゃったわね。うふふ、じゃあキャベツでもうひと巻きしましょうね。なんなら中身が出てこないくらい、キャベツで巻いてもいいわね。』って言ったからキャベツでたくさん巻いたの…みんなで見てたですか?白ばらちゃんは『まるで誰かさんみたいね
』って笑ってたから…美味しく出来たと思うんだけど…グス…キャベツばっかりの失敗作じゃあ…やっぱり…ウェ…美味しくないんだ…( p_q)エーン。」
』って笑ってたから…美味しく出来たと思うんだけど…グス…キャベツばっかりの失敗作じゃあ…やっぱり…ウェ…美味しくないんだ…( p_q)エーン。」「赤ばらちゃん!泣くんじゃねぇ!!」
「「「おわっ!!!」」」
俺は速攻三人を突き飛ばし、赤ばらちゃんの小さな手を取った。
「キャベツたっぷりのロールキャベツだと?すごく美味そうじゃねぇか!俺達のために、赤ばらちゃんが一生懸命巻いたんだろ?赤ばらちゃんの愛情がたくさん詰まってんだ…そんなの失敗作のわけねぇ。あいつら全員文句たれたって…俺が全部食ってやる。だから安心しろ。」
「グス…ホントですか?」
「あぁ…嘘じゃねぇ。俺が赤ばらちゃんに嘘ついた事があるか?」
赤ばらちゃんは首を横に振り、にっこりと満面の笑みを浮かべる。
「エヘヘ♪じゃあ~もっと美味しくなるように~白ばらちゃんとがんばって仕上げてきますね♪ご飯が出来たら呼びに来ますから~もうケンカしちゃあダメですよ~♪」
「あぁ…楽しみにして待ってるぜ。」
赤ばらちゃんは真っ赤なふわふわのスカートを翻し、満面の笑みを浮かべてキッチンへと走って戻って行く。
俺は手を振りながら、赤ばらちゃんの小さな背中をただ静かに見送った。
白ばらちゃんと邪魔なこいつらがいなけりゃ…俺と赤ばらちゃんは甘々な新婚さんみたいじゃないか。
そうだ…
いつかXデーは絶対に来る。
赤ばらちゃんの甘い唇も赤ばらちゃんも手に入れて、二人だけで甘い生活が送れる日はきっと来る。
変態姉さんだって所詮人の子だ。
俺達と同じ赤い血が流れてんだ。
馬鹿妹があれだけ『土方歳三が好き
』って叫んでんだ…愛する妹の事を考えれば、これ以上の仕打ちを俺に仕向けてはこねぇだろう。
もう少し…
もう少しだけ我慢しろ…
がんばれ…俺
明るい未来は、もうそこまで来ているハズだ。
俺はいつか来る赤ばらちゃんとの甘い生活を思い描きながら、夕食までの時間を静かに過ごした。
-あとがき-
あんまりガツガツしてるのもなんだか嫌だし(笑)
あまりにも興味なくて枯れてるのもどうかと思う(苦笑)
本当はそんな事どうでもいいんだけど…
中間だったらロールキャベツかな~と思った。
久しぶりにばらちゃんシリーズを読み返して、なんとなく書きたくなった狼さん。
「そうそう…こんな人だった
。」
って思い出しながら(自分は)楽しく書きました。
狼さん
私は狼さんの事、ちゃんと好きですからね
。
でも…
なおねぇの所業は私には止められませんので
あ・し・か・ら・ず
。
。







