エイリアン症候群  ~王子様症候群 あとがき~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

去年書いた桜花出張版花束 ~心の中に咲く小さな花~ で土方さんの誕生日を祝えずがっかりしていたethlin。


そもそも土方さん誕生日についての話題が出たのは、ゆきちゃんのお誕生日に花を届けて欲しいと土方さんにお願いをしに行ったからでした。


そして去年のお誕生日当日のお話が、なおねぇの書いたゆきちゃんと僕 でした。


索引を作ったり、少し修正したりしながら桜花出張版を読んでいて「そうか!桜花のゆきちゃんは6月生まれだった!」と思い出した次第です。


そこで、今年も御祝いしてあげようとまたまたお花の配達をお願いしました。


ゆきちゃんは大興奮してますので、作戦は大成功!なんでしょうね。






6月の誕生月花は薔薇とグラジオラス。


なので薔薇を選びました。


今回ethlin選んだ青い薔薇、本文に載せた写真の薔薇は『ブルームーン』という種類です。


今は数種類の青い薔薇が開発されているようですね。


バイオテクノロジー?の進化?


とにかく世の中は進化してるのだと、つくづく思い知らされます。







さて今回最後をしめるのは?


答えは下へスクロール左クリック↓↓


ethlinは「お腹が痛い」と言っていましたが…大丈夫なのでしょうか?












カフェのランチタイムが始まり花屋にも人が流れ始めた頃、俺の携帯に着信が入った。


ポケットからそっと携帯を取り出し、着信を確認してみる。


(メール…ethlinか…。)


次の瞬間客に呼ばれ、俺はそのまま携帯をポケットに滑り込ませた。


(今回は総司に口うるさく指示したからな。あいつも去年みたいに腹立てて、『沖田さんはエイリアンだ!』なんて事は言わねぇだろう。それに今年はちょっとした仕掛けを用意したしな。)


薄く笑いを浮かべ、俺はガラスケースの前へと急いだ。











カフェのランチタイムも過ぎ、花屋の方も一段落ついた。


俺はまかないを手に、カフェの一番端の席に腰を下ろす。


(さてと、ethlinからのメールは…)


ポケットから携帯を取り出し、さっそくメールをチェックした。


「…ふっ…ククク…そうか…今年はそう来たか。」


メッセージを一通り読み終えた俺は、笑いを堪えるので精一杯だ。


ethlinから届いたメッセージには、こう書かれていた。






From:BB


Subject:白い白いエイリアン登場((o(-゛-;)


本文:ホントなんなんですか?あの人。


ただでさえ目立つのに、あんなキラキラの目立つスーツ着てうちの店ウロウロするなんて゛(`ヘ´#)。


『キャー』って叫び声が聞こえたから、事故かと思って慌ててかけつけたら…


それ…沖田さんの姿見て黄色い声上げたお客様でした(-""-;)。


しかも数人…複数ですよ!


そりゃ…今年は去年みたいにゆきちゃんの手の甲にちゅう…なんてしなかったけど…


でも!去年よりもめっちゃくっちゃ目立ってましたよ(`Δ´)!


また周りの人達みんなは「知り合いの王子様が来てたね!」って茶化すし…


今年は課長にまで「君は白馬の王子様と知り合いなのか?」って言われたんですよ!!


もう恥かしい(iДi)。


早く帰りたいです。





追記


お礼を言うのを忘れてました。


お花の配達ありがとうございました。






携帯を閉じ、苦笑いを浮かべながら箸を取った。


(そりゃ悪かったな。総司のあのスーツ姿は…スーツ男子愛好会の副会長さんへの、俺からのバースデープレゼントだったんだ。副会長さんには大ウケみたいだったが…ふっ…どうやら、会長さんには全然ウケなかったみてぇだな。)


半泣きの真っ赤な顔で怒りに震えるethlinの姿が目に浮かぶ。


「クククッ…どうやら森の狼オオカミは、飯が食い終わるまでに赤ずきんYuki.a.p 赤ずきんの怒りを静める上手い言い訳を考えないといけねぇみたいだ。」


(さてと…上手く静まってくれるといいんだが…。)


俺は笑いを堪えながら箸を進める。


とびきり背の高い白雪姫には、見目麗しい白馬の王子様から神の祝福を。


(だったらあいつにはやっぱり…。)


「泣き虫で怒りんぼうの赤ずきんには、無愛想な狼から甘いお菓子と美味しい紅茶のお誘いだな。」


(オレンジ色の自転車で森を走り回る赤ずきんのために、斎藤特製のスペシャルスイーツを用意するか。)


甘い言葉よりも


甘い囁きよりも


赤ずきんには狼が用意した甘い甘いお菓子と


狼が赤ずきんの為に入れる熱くて美味しい紅茶を。


「そして何よりも…」


(至福のひと時をお前に贈ろう。)


あいつの事を考えていると、つい笑みが漏れる。


俺の携帯に下がっている狼も心なしか…赤ずきんの事を想って笑っているように見えた。