土方だ。
今日は五月十一日…明治二年五月十一日は俺が函館で戦死した日だな。
話の中じゃ…昨日のうちに殺されちまったがな(苦笑)。
五月五日から連日掲載してきた読み物も、今日が最終話となる。
最終話は函館を脱出した鉄之助のその後の話だ。
鉄之助があの後どうなったのか…お前は知っているな?
無事に日野宿に辿り着き、俺が預けた物が義兄さんや姉さんの手に渡ったから、俺の晩年の写真が公開されていたり、辞世の句が語り継がれている。
よしや身は 蝦夷が島辺に朽ちぬとも 魂は東の君やまもらむ
お前ら…『東の君』の正体はいったい誰だっ!てずいぶん騒いでるみてぇだな(苦笑)。
ああでもない、こうでもない…ってな。
で、結局正体はわかったのかよ?
お前らの言う答えが合っているのか間違っているのか…本当の答えは絶対に教えねぇ。
真の答えは…俺の胸の中にだけしまっておく。
お前らは想像でも妄想でも何でもしてろ(笑)。
それから、鉄之助のその後の事だが…ethlinに問いただしたら『詳しい事はわからない。』と言っていた。
『西南戦争で戦死したみたいです…。』そんな答えしか返ってこなかった。
………。
俺から一つだけ…お前に頼みがある。
聞いちゃあ…くれねぇか?
このぶろぐに辿り着いたお前だけでも、鉄之助の最期を見届けてやってくれ。
俺からの…最後の頼みだ。
時間は十九時。
最終話の題は『牡丹散華 ~ボタンノハナチル~』だ。
これはethlinの考えた当て字だからな『てすと』ってやつには出ないから憶えるなよ(笑)
そして二十一時にあとがきが掲載される。
今回のあとがきに読み物はついていない。
少々長いが、ethlinが色々な思いを詰めて書いていた…よかったら最後まで読んでやってくれ。
ったく…俺は鉄之助には一言ガツンと言わねぇと気がすまねぇ。
だからここで退散するぜ。
また…後でな。
土方歳三

