ブログネタ:眠るのと食べるのどっちが幸せ?
参加中私は眠る 派!
本文はここから
ここからいきなりばらちゃんシリーズでございます。
『桜花』がオリジナル路線を突っ走る中、ばらちゃんシリーズはさらにキャラが崩壊しました(←断定)。
そして伊東さんは完全にオカマです(←決定)。
キャラ設定などはこちら
を参照してください。
そしてこういったお話が苦手な方は脱出してください
。
。















妖精の森に春一番が吹き、暖かな春が近づいてきた。
と思った途端、今日は朝から天候が崩れ、夜には冷たい風と雪が吹きすさんでいる。
強い風で森の中は荒れていた。
締め切った窓から隙間風が吹き込み、ろうそくの炎を大きく揺らす。
「今晩は危ないからろうそくの火は消す。薄暗くて心細いかもしれねぇが、赤ばらちゃんが眠るまでそばにいるから安心しろ。」
「狼さん、どこにも行っちゃだめですよ。絶対に離れちゃダメですよ。」
小さな手がぎゅっと強く俺の服の裾を掴んで離さない。
「ちゃんとそばにいる。明日の朝になれば嵐も収まっている。だから安心して寝ろ。」
「朝起きたらいないの…嫌ですよ…。狼さん…ちゃんと傍にいてね。」
グズグズと泣きながらそう言われると、部屋に戻るわけにはいかない。
「わかった。じゃあ毛布を取ってくるから、少しだけベッドの中でじっとしてろ。」
そう言い残し一旦部屋を出た。
しかし赤ばらちゃんが泣きべそをかきながら俺の背中を追いかけてくる。
「うわぁ~ん。一人ぼっちにしちゃ嫌だ~。」
16歳になって立派な大人の仲間入りをしたというのに、泣き虫で甘えん坊なところは変わらないらしい。
「仕方ねぇな…。ほら、行くぞ。」
背中に赤ばらちゃんを背負い、俺は自分の部屋へと向かった。
「狼さん、寝ましたか?」
「寝てない。」
このやり取りは何度目だろう。
「赤ばらちゃんが眠るまでどこにも行かない、明日起きたら傍にいる。だから安心して寝ろ。」
「でも…。」
「手握ってやる。これでどこにも行けないだろ?」
「えへへ。」
赤ばらちゃんの笑顔が薄暗い月明かりに照らし出される。
「甲子太郎さん、うちにお泊りすればよかったですね。甲子太郎さん、今頃きっと怖くて泣いてるかもしれません。」
そんな事態になったら、俺が怖くて泣きたくなるだろうが
。
。あのオカマ野郎が一つ屋根の下で眠っているかと思ったら…眠れねぇ…眠れるわけがねぇ!
それにあのオカマが俺の部屋に乗り込んできたらどうする?
「歳三王子~私怖くて怖くて眠れませんの。あぁ…王子が傍にいると思っただけで安心しますわ。キャ~
雷が~
。あら嫌だ~
びっくりして歳三王子に抱きついてしまいましたわ~
。」
雷が~
びっくりして歳三王子に抱きついてしまいましたわ~………
想像しただけで寒気がする…。
「あのオカマ…いや…伊東は大丈夫だ。今頃伊東専用の王子様が傍についているからな(←あくまでも狼さんの強い希望)。」
「そうですか~♪えへへ♪王子様が傍にいるなら安心ですね~。」
赤ばらちゃんはデマカセを鵜呑みにして嬉しそうに笑い、俺の手を強く握った。
「私には王子様はいないけど~狼さんがいるから安心です
。」(だから俺の本当の姿は王子だって…何度も言ってるだろ?ったく…いつになったらわかるんだろうな。)
「そろそろ目瞑れ。自然に眠くなってくるから。」
「はい。」
「ちゃんと布団かぶって寝ろよ。」
「うん。」
「目が覚めたら、外はきっといい天気だ。」
「うん…。」
「焼きたてのパンとあったかいスープがテーブルにあって…。」
「う…ん…。」
「朝飯食ったら散歩に出かけるか?」
「…ん…。」
「眠ったのか?」
「…」
小さな寝息だけが部屋に響く。
「俺も寝るか。」
小さな手を握りしめ、そっと寝顔を覗き込む。
夢を見ているのか、赤ばらちゃんは楽しそうに笑っていた。
「おやすみ、俺の小さなお姫様。」
そっと額に口づけを落とし、俺は静かに目を閉じる。
暫しの安息の時間。
目が覚めればまた、慌しく騒がしい日常が戻ってくる。
今は休息の時間。
明日という日を過ごすために、今はただ静かに眠りにつく。
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
眠るほうが好きです。
ぐっすり眠って心と体を休めてこそ、ご飯が美味しく食べられるし、美味しいと思えると思う。
眠っても嫌な事はなくならないし、悲しい現実は変わらない。
それでも
今を生きるために
毎日を過ごすために
少しだけ辛くてもまた笑えるようになるために
ぐっすりと眠る事は大切な、幸せを感じる時間だと思います。
と私 ethlin