ブログネタ:犬派? 猫派?
参加中私は犬派 派!
本文はここから
犬も猫も好きです。
ただ猫は個人的恨みがありますので(苦笑)、昔のように手放しで『かわいい~』とは言えなくなってしまいました。
だから犬猫なら犬派です
キャラものは猫大好きなんですがね~
とか
とか。
とか
とか。犬を買うなら愛玩犬ではなく、中型~大型犬がいいな~と思います。
あんまり犬種は詳しくないのですが(苦笑)
普通に手足の長い、すらっとした体型の犬が好みですね。
さて、このブログネタを見たときに、以前少しなおねぇが書いていたPet shop Boys
というお話を思い出しました。
『桜花』のキャラで~昼は犬猫、夜になったら人の形になる不思議な『彼ら』。
彼らをかわいがっていた老婦人が亡くなり、老婦人の知り合いの姉妹(なおとethlin)が犬猫の世話をする事を条件に老婦人のお屋敷に住む…といった話でした。
弁護士の伊東さんがおかま度パワーUPしてましたね。
こちらで一話ほど書いたままなので、続きを書いてみました。
年が明けてひまわりのおばあちゃんの家に住み始めた、なおとethlin姉妹。
一癖も二癖もある『彼ら』の同居生活は上手くいっているのでしょうか?
Pet shop Boysは変態妄想姉妹がリレー中の『桜花』『桜花出張版』から派生した、薄桜鬼の完全二次小説です。
オリジナル展開苦手な方はご遠慮くださいませ。








大好きな『ひまわりのおばあちゃん』のお屋敷に、おねぇと住む事になった。
おばあちゃんはいないけど、おばあちゃんが愛したあの子達がいる。
だから寂しくない。
おばあちゃんの分を可愛がってあげよう。
だって…あの子達は私の家族なんだから。
年が明けて、やっと何とか『ひまわりのおばあちゃん』のお屋敷に住める状態になった。
それまでは出来る限りお屋敷に通いながら、あの子達の世話をしてきた。
もちろん毎日は無理だから、行けない日は弁護士の伊東さんにお任せしたけど。
『あの子達』と言うのは、おばあちゃんが可愛がっていた犬と猫の事だ。
私は犬か猫を飼ってみたかったから大喜びだったんだけど…。
(明らかに嫌われている…こいつ…こいつには絶対に嫌われている…)
こいつとは、今私の目の前であくびをしている猫の総司。
餌をあげても知らん顔、気のせいかもしれないけど、私がドジを踏むたびに笑っている気がする。
(笑うのは気のせいだよ…アリスのチャシャ猫じゃあるまいし…)
「いっいいもん!猫より犬の方が好きだもん!」
ぷいっと目を逸らし部屋を出た。
「犬の方がおりこうさんだもんね~。芸も覚えるし、ちゃんという事聞くし。」
とは言え、中でも手こずっている子もいる。
それは…
「歳三~今晩はすごい雪なんだって。だから玄関の中入りなよ。玄関の警備は鍵かければいいし。ね?」
首輪を引っ張っても、ドーベルマンの大きな体はびくともしない。
(なんでこんなに頑固なの?同じ犬でもレトリバーの新八は餌ですぐに釣れたし、アフガンハウンドの左之助だってちゃんという事聞いてくれるのに…)
どんなに声をかけても、歳三は玄関から動かない。
(お散歩の時もさ、全然反応がないんだよね。楽しいのか楽しくないのかさえもわかんない…。一回だけフリスビー投げしたけど、あれは完全に義理だった。私が喜んでただけだった)
仕方なく私は部屋から毛布を一枚持ってきて、歳三の背中にかけてやった。
「毛布一枚じゃあ変わらないと思うけど、家の中に入ってくれないのならせめてこれだけでも着ててね。じゃあ…おやすみ。」
玄関の明かりを消し、私は自分の部屋へ戻って行った。
あのチビが言った通り、今晩はひどい雪模様だ。
(俺は毛布なんてなくても平気だ。俺はずっと…この場所でこの家を守り続けてきた。)
とは言え、いまさらチビに毛布を返そうにも、毛布は冷たい空気にさらされ冷え切っている。
いつもの抜け穴から屋敷に潜り込み、俺は人の姿になった。
(あのチビ…毛布一枚抜いた上に腹出して寝てんじゃねぇだろうな。)
マダムの部屋に入り、クローゼットから毛布を一枚取り出した。
この部屋に入るのは、マダムが逝ってしまったあの日以来だ。
この部屋をあの姉妹が使うつもりなら、俺はどんな手を使ってでも二人を追い出すつもりだった。
しかしこの部屋はあの時のまま、綺麗に掃除がされていて…何も変わっちゃいない。
もしかしたらいつもの窓際の椅子にマダムが座っていて、俺を呼んでるんじゃねぇかって…そんな錯覚に陥らせる。
(あの子達をお願いね。あの子達と仲良くね。あの子達を…愛して…愛してもらってね…。)
「姉さんのなおは気が強くて意地っ張り、ケンカは強いけど所詮は女の子なんだから守ってあげて。妹のethlinは気が弱くて泣き虫だから…苛めないでね…か。)
チビの部屋の前に立った。
ドアノブに手をかけると簡単にドアが開いた。
(ちっ…玄関はしっかり鍵かけたくせに、なんで部屋の鍵はかけねぇんだ?泥棒が入ったらどうするんだよ。)
静かに部屋に入り、チビの寝顔をじっと見下ろした。
(ったく…乳臭いガキのくせにおせっかい焼きやがって…。)
布団の上から毛布を重ねてやると、寝返りを打ちながら何か呟いている。
「ん…おしっこ…トイレ…いかなきゃ…」
(ククッ…本当にお子様だな。)
顔を覗き込んだ途端、チビの目がパッと開いた。
(まずい…。)
寝ぼけまなこのチビが俺の顔をじっと見つめている。
「おしっこ…ん…おねぇ?………じゃ…ない………どっ…泥棒ーーー!?」
ガキの叫び声を背に、俺は窓を開け外へ飛び出した。
着地寸前に犬の姿に戻り、玄関へと走り出す。
(毛布かけてやったら泥棒扱いかよ。くっそ…だからガキは嫌いなんだ。)
屋敷中の灯りが付き、ガキと姉さんの騒ぎ立てる声が響いている。
(勝手に騒いでろ。俺は寝る。)
俺はガキのよこした毛布を背中から被り、雪が吹雪く玄関先で静かに目を瞑った。

