粉雪  ~ Pure White ~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

外は白銀の世界



雪の降る音だけがこの世界を支配する



冬は嫌いだ



静か過ぎる世界に自分一人が取り残される












愛しい人を連れて外へ出た



冷たい風に身を切られるようだ



粉雪が舞い散り前が見えない



雪を踏む規則正しい音だけが耳に響く



俺より忙しなく雪を踏む音、がふいに小さくなった



振り向くと、どうやら雪に足を取られ動けなくなったらしい



こみ上げる笑いを飲み込みながら、俺は黙って手を差し伸べた



かじかんだ小さな手が俺の指に絡んだ



「寒いな。温かいモノでも飲みにいくか?。」



赤く染まった頬は寒さのせいなのか、それとも…



「はい。」



二人でいるからなのか…



「手…離すなよ」



強く握った手が熱くなる











冬は嫌いだ



だが…二人でいれば冬も悪くないと思う



純白の世界の中で俺は見つけた



紅く咲く小さな花を



この世でたった一人きりの



温かく咲く小さな紅い花を












snowソノエガオガオレノココロヲアツクスルsnow