外は雪
静寂に包まれ
全てが眠りにつく
冬は嫌い
寒くて静かで寂しすぎるから
貴方に誘われて外へ出た
耳がちぎれるように痛い
手がかじかんで動かない
雪を踏む音だけが耳に響く
先に歩く貴方の足跡を追いかける
ただ貴方の背中を追いかける
ふいに貴方が立ち止まって手を差し伸べた
私は黙ってその手を取った
私に負けないくらい冷たい指が絡んだ
「寒いな。温かいモノを飲みに行くか?。」
私に向けられる笑顔が温かい
「はい。」
だから私の心は温かくなる
「手…離すなよ…。」
強く握られた手も温かくなる
冬は嫌いだった
今は…
今は冬が好き
貴方を見つけた特別な季節だから
アナタトイルトココロガアタタカクナルノ