ブログネタ:空に雲がなくなったら寂しい?
参加中本文はここから
はい、ここからいきなり嫁妄想でお送りします(笑)
嫁妄想は薄桜鬼の完全二次小説です。
しかも好きな人の嫁になった、完全自己満足小説です。
苦手な方や読みたくない人はここで脱出してください。
もしくはヒロインの名前を入れてないので、勝手に妄想してください
でも話は嫁妄想から繋がってますので、ご了承くださいませ。








たった一人空を見上げる。
眼前に迫る雲一つない空。
「今日は雲一つない空だな。あっぱれなほど快晴だ」
そんな声が聞こえてきた。
私は大切な貴方の事を思い出した。
あの空のように鮮やかな浅葱色の隊服を着ていた貴方。
私はその背をずっと追いかけてた。
追いつくと黙って手を伸ばし「人のいないところまでだからな」と言って、そっと私の手を握り歩き出す。
握られた手を見ると、白のだんだら模様が目に入った。
「綺麗ですね」
「何がだ?」
「隊服の事です」
「んなわけねぇだろ?」
難しい顔をしていた貴方の顔がふっと緩んだ。
「綺麗ですよ。空の青に雲の白…。あの空のように澄み渡る青…青の側にある白はけして邪魔じゃない。真っ白な雲は青い空に似合います。貴方に…桜の花が似合うように…」
ふいに手を握る力が強くなった。
「あの空に白い雲が必要だと言うのなら、俺には…お前が必要だ。俺に桜が似合うと言うのなら…ずっと傍にいろ。その…なんだ…俺の桜は…俺が想う桜の花は…お前だけだからな」
ずっと傍にいたかった。
ずっとその背中を追いかけたかった。
「お前に何も残せるものがないな」と言って、あの日渡された貴方の隊服。
「お前も俺達新選組の仲間だ…同じ誠の志を持つ」
悲しげに笑う貴方を見て、今が別れの時なんだと気がついた。
本当はすがりつきたかった。
離れたくないと
死ぬ時は一緒だと
最期の時まで貴方の傍にいたいと
「貴方が生きた証を…必ず…」
そう言って笑うのが精一杯だった。
後は涙にかき消された。
青空に黒い雲がかかり、私に哀しみの雨が降る。
最後に感じた温もりを
貴方の 最後の言葉を
もっと感じていたかった。
降り止まぬ雨が上がるのを待つ事なく、私は走り出した。
貴方が生きた証を
貴方が生きた意味を
貴方が生き抜いた人生を
皆に伝えるために。
それが私が生きた証。
貴方と共に生きた証。
貴方が私を愛してくれた証。
青空の下、私は隊服を広げてみた。
一瞬強い風が吹いて、隊服が風になびく。
ふわりと風に踊る隊服の中に貴方を見た。
ずっと傍にいる
お前の傍にいる
そう言われた気がした。
ふと空を見上げる。
青の中に白が浮かんでいた。
やっぱり青い空には白い雲が似合う。
貴方には桜が似合うように
貴方の傍に私がいたように
私の傍に…ずっと貴方がいてくれたように。








私の頭の中にある、嫁妄想の結末の一つです。
ethlinは函館で土方さんの形見を受け取り、一人日野へ向かいました。
そして一人で生きていきます。
ブロ友さんの切ないお話を、昨日と今日何個か読み返したら、なんだか少し哀しいお話が書きたくなりました。
ラストはフブロ友さんの書かれたお話と少しかぶってますが…すいません素人なんで
。
。基本嫁妄想はシリアス路線じゃないんですが(苦笑)土方さんとの別れのシーン、この辺のやり取りは実はもっと細かく頭の中にあります。
いろんな分岐があって、どれもすごく大切で決められません(笑)
また機会がありましたら、ちまちまご披露するかもです
。
。