優しく廻る ~ アナタノソバニ ~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

もし、生まれ変わるならどの国に生まれ変わりたい?日本?それ以外? ブログネタ:もし、生まれ変わるならどの国に生まれ変わりたい?日本?それ以外? 参加中

私は日本 派!

本文はここから



この答え、本当は日本以外のどこでもよかった(←えっぽかん?)。

私は生まれ変わっても今の父と母と姉の家族になりたくて、なれるのならどこの国に生まれてもいいと思った。

それなりに楽しく生きていくだろうな~と思ったから。



しかしなおねぇの方が先にこのブログネタを書いてて、なおねぇは『日本がいい』って言ったから「じゃあ日本しかないじゃん」って(笑)


私の中で生まれ変わる事で一番重要なのは、家族の事。

私が愛する人と一緒にいたい。

生まれ変わっても傍にいたい。

だから私は「私が愛する人が生まれ変わりたい国がいい」って答えるしかないもんにこっ






ここから嫁妄想スタートです。

嫁妄想は薄桜鬼の完全二次小説です。

しかも好きな人の嫁になったというまったくの自己満足なお話ですので、苦手な方はここでご退場ください非常口

今回は江戸~幕末版のお話です。


雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶


春と呼ぶには名ばかりのまだ雪深い三月、この蝦夷の地から遠く離れてしまった故郷に思いをはせる。

(父様や母様、姉様はどうしているのだろう…)

私は自ら家を、家族を全てを捨てて、愛する人と生きることを決めた。

しかし、家族の事を忘れた事など一度もない。

自ら平凡な幸せを捨ててもなお、あの幸せな時間を忘れる事が出来ない。

この国は更なる激動の時代を迎え、その行き着く先は誰にもわからない。

明日はどうなるのか

明日自分はどうなるのか

明日も自分はこの人の隣にいられるのか

そんな答えさえも…誰にもわからない。

(もし…自分が死んでしまったら…次はどうなるんだろう…)

生まれ変わりというものが本当にあるのなら、今の私が出逢った大切な人達にまた逢う事が出来るのだろうか?

その時、私はどんな国に、土地に生まれ出て、生きていくのだろうか?

(私は、生まれ変わっても…父様、母様、姉様に逢いたい…それに…)

チラリと隣にいる人を見上げる。

視線に気がついたのか「どうした?」と優しく笑いかけられた。

「歳三さんは…もし、もし生まれ変わったら…今度はどんなところに生まれるのがいいですか?」

「なんだ?気の早い話だな。そんな話は…死んでからすればいい…」

「死んじゃったら…お話…できないじゃないですか」

私は黙って俯き、目の前の書類に視線を戻す。

歳三さんはため息をついて、私の頭を数回軽く叩いた。

「お前が…死ぬなんて物騒な言葉を簡単に口にするんじゃねぇ。俺達は生きるためにここにいる。生きるために戦っている。俺達は近藤さんや総司…山崎に源さんの誠の心を背負ってここまで来た。簡単に消えるわけにはいかねぇ…そうだろうが?」

「はい…ごめんなさい」

戦況が厳しい為、少し弱気になっていたようだ。

(ホントだ…死んでしまった後の事なんて、今考えても仕方がないよね。今は今日を…明日を…生き抜く事を考えなきゃ…)

黙って書類の整理を続けていると、歳三さんがポツリと何かを呟いた。

「この国がいい…」

「えっ?」

歳三さんは視線は机に落としたまま、筆を動かしながら言葉を続ける。

「死んじまっても…この国の人間がいい。食いもんは美味い。まぁ…京の人間になるのは勘弁だな。江戸風の濃い味付けが俺には合っている。それに、この国は四季折々の美しいモノがたくさんある。特に春…桜が咲く春が…俺は一番好きだ。月明かりも優しく風情がある。それに…」

「それに…なんですか?」

じっと顔を見つめるけれど、歳三さんは視線は机に落としたまま言葉を続ける。

「桜の木の下に行けば…またお前に逢えるだろうが…お前は…桜の精なんだからな」

歳三さんは少し顔を赤くしながら黙って書類を書き続けている。

そんな姿がおかしくて、私はつい笑い出してしまった。

「…ぷっ…」

「何がおかしい」

むすっとした顔を上げ、不満そうに私を睨む。

「だって…」

クスクスと笑い続けると、「手を動かせ」と怒られた。

「じゃあ私も、次に生まれてくる時もこの国がいいです。桜の木がたくさんあるところがいいな。そしたらまた貴方に逢えます。だって…歳三さんは桜の精なんですから」

遅咲きの桜の下で偶然見つけた…大切な桜の花。

「ふっ…お前は桜の精っていうより…桜の木から出てきた小人だったな」

「こっ…小人じゃないですよ!ちょっと人より小さいだけで…」

ふて腐れる私の頭を軽く撫でながら、愛おしい人が私に優しく笑いかける。

「どんなに小さくても必ず見つける」

「はい。私も歳三さんがどんなに無愛想で怖い顔をしていても、ちゃんと見つけますからね」

「ちっ…うるせぇ…さっさと仕事しろ」

照れ隠しのように私の額を軽くこずいて、また書類へと視線を戻した。

今はただ…一緒にいられる時間を大切にしよう。

後悔しないように

ずっと忘れないように

ずっと…忘れられないように…





またこの国に生まれればいい


父様と母様、姉さまが待つあの家族の下へ生まれればいい


家族との幸せな時間を過ごせば…そうすればまた逢える


きっと桜が私達を導いてくれる


どんなに離れていても


どんなに時間がかかっても


私達は、桜の木の下できっと…出逢えるから







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