Tiny Princess あとがき とガールズトーク | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

まさかのゆきちゃんが主役です。


前にも書きましたが、ゆきちゃんにはモデルがいます。


今は違う仕事をしていますが、会社の後輩だった女の子です。


今でも少し親交があって、お話すると面白く、刺激になります。




最初にゆきちゃんが登場した 月に咲く花 side:ethlin A  ではミーハーな女の子といった感じでしか書かれていません。


前回UPした Cherish ③ ~Baby Bress Ⅴ~  で土方さんと少し会話をしてて、なかなか先輩思いのゆきちゃんの事をもう少し書きたいなぁ~と思い、今回の番外編を書きました。


だいぶ大暴走した感じですが、実際のゆきちゃんのしゃべり方や言った言葉を盛り込みつつ、書いた本人は楽しかったです。




そして今回ゆきちゃんが桜花のメンバーを○○王子と呼んでいる件、これの詳細を知っているのは歳三さんだけです。


だって本人に言っちゃったもん。


『アダルト王子』だって…(笑)。


歳三さんは沖田さんを『王子様』って呼んでる事はethlinから聞いてるけど、自分は関係ないと思ってました。


ちなみに沖田さんは自分の事を『王子様』とか言ってるあたりは気がついてるけど他の人の事までは知らない。


『クールビューティー王子』と呼ばれた斎藤さんはまったく気がついてない。


『セクシーダイナマイト王子』と言われた原田さんはおねぇに夢中ですからね…まったく知らないでしょうね。





では、ゆきちゃんとethlinのたわいのない会話で最後をしめたいと思います。






「ゆきちゃん…どうしてもゆきちゃんの言う『沖田さんが王子様』っていうのがわかんない…」


ethlin先輩は不機嫌そうな顔で呟いた。


「えぇ~そうですか~。うーん…じゃあ先輩、王子以外に何かあだ名つけてくださいよ。先輩得意じゃないですか~」


「あ…ん…じゃ…『なまこ』」


「ちょっと!先輩!!それ、単に先輩の嫌いなモノでしょ!!」


ethlin先輩はふてくされた顔でそっぽを向く。


「だって…なまこで十分だよ。初対面でいきなりコロボックルちゃん呼ばわりして、しょっぱなから意地悪だよ?ワケわかんないから『なまこ』で十分だよ…」


「あはははっ…なまこは赤なまこと青なまこがあるんですよ。どっちですか?」


「茶なまこ」


「まった~そんないい加減な事言って~」


けらけら笑っていると、先輩は少し考えてから「虎」と呟いた。


「本当はね…沖田さんは『虎』だよ。みんな猫と勘違いして近寄ってるけど、本当は虎だから油断してるみんなは食べられちゃうんだよ」


心配そうな顔をして「ゆきちゃんは食べられないでね」なんて言う先輩は本当にかわいい。


「じゃあ土方さんは?土方さんは先輩の王子様ですよね~」


「えっえ~(//・ ・//) ちっ…違う…」


「え~だって…お付き合いしてるんですよね?」


顔を覗き込むと、一瞬だけ複雑そうな顔をした。


(あれ?違う?そんな事ないよね?だって土方さんが先輩を見る目って、すっごく大切な人を見る目だもん)


「王子様じゃないよ…えっと…歳三さんはね…狼…傷ついた…少し悲しい狼…」


「ふぅ~ん」


(土方さん大人だもんね。過去にいろんな事あるんだろうな…)


「でも、先輩は土方さんの事が大好きで、すごく大切でしょ?」


「うん…」


先輩は真っ赤な顔をして俯いてしまった。


「じゃっ!やっぱり先輩専用王子ですよ♪土方さんは。先輩は姫君です。王子に守られつつ、王子の危機には身体を呈して戦う小さな姫君じゃないですか!!…先輩…素敵です」


「…エヘヘ…ありがと…ゆきちゃん」


先輩は数ヶ月前には見せなかったような、はにかんだ顔で笑った。


「でもゆきちゃん…専用王子って言い方はいただけないよ。シャアシャア専用ザグみたいだもん」


「あははははっ…先輩マニアックですね」


クスクス笑い合いながら過ごすたわいのない時間。


仕事の中のガールズトークはやっぱりやめらない。


遠くから課長が睨んでいるのが見えて、二人肘をつつきながら姿勢を正す。


「「いらっしゃいませ」」


私達は冷静を装い、にっこりとお客様に笑いかけた。