こんばんわ。
先日ブログ友達(←わっ言っちゃった)の沙雪さんとのなうでの会話から始まった風邪妄想(笑)をSSにしてみました。
個人的にすごい萌えた( ´艸`)あの時のなうは!!
で、黙々と妄想してました(笑)寝るときも、仕事中も(爆)
最初に言っときます。
コレは薄桜鬼の二次元小説です。土方さんの嫁妄想です。私の名前で書きました。
そんなもの見たくない人はここでお帰りください
。
あと千鶴ちゃん出てきませんから。千鶴ちゃん=沙雪ちゃんです。
そして沙雪ちゃんは『沖田さんの嫁』です。そんな沖田さんを見たくない人もここでお帰りください
。
沙雪さん、沖田さんと沙雪さんのイメージが崩れてないといいんですけど…。
あとへなちょこな内容ですゴメンナサイ![]()












「とにかくお前は部屋から出てろ。風邪がうつっちまう」
言葉を発する間もなく土方さんの部屋から追い出され、いささかぼんやりと廊下で立ち尽くす。
「本当に土方さんに風邪がうつるなんて…まぁ、沙雪の風邪が治れば僕はどうだっていいんだけど」
気がつくと隣には、楽しそうに笑う沖田さんが立っていた。
「沖田さん、おはようございます。あの…沙雪ちゃんのお身体はどうですか?」
沙雪ちゃんは沖田さんのお嫁さんで、この屯所の中で私以外の唯一の女の子だ。
と言っても屯所の中に女を置いておくわけにもいかないので、私も沙雪ちゃんも男装で過ごし、本当の事を知っているのは幹部の人たちだけ。表向きは土方さんの小姓と沖田さんの世話係といった感じ。
先日から季節はずれの風邪を沙雪ちゃんが患って寝込んでいたため、沖田さんは付っきりで看病をしていた。
沖田さんが仕事の時は私が私が看病していたから、私に風邪がうつるんじゃないかって土方さんは心配してたんだけど。私は全然大丈夫なのに、何故か土方さんが風邪をひいてしまったのだ。
「ありがとう。熱は下がったからもう大丈夫。ethlinちゃん、僕がいない間、沙雪の面倒を見てくれてありがとう」
沖田さんは小首をかしげながら優しく微笑む。
「よかった…沙雪ちゃん、少し元気になったんですね」
ほっとため息をつくと、沖田さんはいたずらっ子のような目をして、にっこりと笑った。
げ…嫌な予感…。
沖田さんのこの笑みを見た後は、ロクデモない発言が出るんだもん。
「うん。沙雪の風邪が土方さんにうつればいいと思って、何度か土方さんを部屋に呼んだ事がよかったのかな?本当にうつるとは思わなかったけど。だって君の方が沙雪と過ごす時間が長かったし…。クス…君って案外図太いんだね」
…
……
………絶句。
故意に土方さんに風邪をうつした?
私…図太い?
ぐるぐると頭の中に今言われた言葉が回りに回っている。
そしてだんだんと沖田さんが過去に私に向けて発した(ちょっとばかり)心無い発言までも思い出してきて…。
ニヤニヤと笑う沖田さんの顔が涙でぼんやりとぼやけ始めた。
「ウッ…私だって…ウェ…好きで風邪をひいてないわけじゃないです…グシ…どうせ…チビで…馬鹿で…字が汚いし…色気もないし…沙雪ちゃんみたいに小太刀を扱えるわけでもないし…グス…役に立たない…ただ飯食べてて…グス…おやつまで食べてますけど…ヒック…」
私の泣き顔に呆れたのか、沖田さんはふうっとため息をつく。
「ごめん、泣かせるつもりで言ったんじゃんだ。それに図太いっていったのは、誉めたつもりなんだけど?」
沖田さんは俯き加減の私の顔を覗き込んでにっこりと笑い、子供をあやすように頭をぽんぽんと撫でる。
「そうだなぁ…部屋に入れないなら文を書いたらどう?書きあがったら部屋まで持って行ってあげるよ」
「…音読しないですか?」
前に土方さんの豊玉発句集を手にした沖田さんは次々に大きな声で音読し、土方さんを困らせたのだ。
そして騒ぎのおかげで土方さんの趣味がバレて、それを知って笑った平隊士が『新撰組』行きにさせられそうになるという大騒ぎにまでなった。
別に私の文くらい読まれたところでどうって事はないけど、新選組副長に衆道の気があるなんて噂を立てられたら困るし…。
私が真剣に考えているというのに、沖田さんはあっさりと言い放った。
「君の手紙は字が大きくて読みやすいけど、何枚にもかけて書くから面倒だし読まないよ」
…
……
………
喜んでいいのか悪いのか…よくわからない。
結果としては喜んでいいんだ…よね?
「とにかく夜までに書き上げてよ。僕は今から巡察に出かけるし」
とりあえず沖田さんは親切にしてくれてる…んだよね?
楽しそうに手を振る沖田さんを見送り、少し腑に落ちない感じだけど私も部屋に戻ることにした。
あれから土方さんの部屋の前まで足を運ぼうとしたが、毎回毎回無言の斉藤さんに睨まれ、おずおずと引き下がってきた。
「ふぅ…斎藤さんのあの目…「風邪がうつるから近寄るな」と土方さんが言っているって目だよね」
口数の少ない斎藤さんも何度か言葉えを交わすうちに、なんとなく考えていることが読めてくるから不思議だ。
ため息をつきながら、何度目かの手紙の清書を丁寧に書き綴る。
紙くず入れは失敗作の山ですでにいっぱいになっている。
「何でだろう。加減してるけど墨がたくさんつくんだよね…紙は破れちゃうし…」
呟く私の手も腕も、ところどころ墨で真っ黒になっている。
「よし…出来た!!」
書きあがった文をもう一度確認をして順番に並べる。
「ethlinちゃんいる?」
墨を乾かすために手でパタパタと仰いでいると、沖田さんの声が聞こえた。
「はい、どうぞ」
振り向くと沖田さんが立っていた。
「…」
「ちょっと待っててください。もう少しで墨が乾きますから」
「……」
「なんだったら、私の方から部屋に伺います」
「……ひげ…」
「はい?」
なに?ひげって?
「君さぁ…本当に…字が…下手なんだなぁ…手に墨をつける人は字が下手だって言うけど…君は手を通り越して・・・顔にひげまで…書いて…いるんだから…っ・・・ぷっ…あはははは…」
沖田さんはお腹を抱えて笑いだした。
「総司さん、笑っていないでethlinちゃんの顔を拭いてあげないと…」
そこに桶を持った沙雪ちゃんが、困り顔で現れた。
沙雪ちゃんはふうっ…とため息をついて、持っていた手ぬぐいを桶の中水に浸し、そっと顔を拭ってくれた。
「ごめんねethlinちゃん。総司さんに悪気はないから…許してあげてね。それに、これからethlinちゃんが土方さんの部屋に行ける様、斎藤さんにお話してくれたのも総司さんだから」
沖田さんが?
「私…土方さんの部屋に行っていいんですか?」
沖田さんはちょっといじわるな顔を私に向けて、にっこりと笑う。
「土方さんの頭を冷やす手ぬぐいを替えてくる事と、手紙を置いてくる事。これだけならいいって一君が快く承諾してくれたからね。もし…それ以外に…余計な事をしてきたら…殺すよ(冷笑)」
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…こっ怖い…
「じゅっ十分です!それ以外する事なんてありませんから!!」
後半の台詞を呟く沖田さんの目が怖くて、私は半べそをかきながら返事をする。
「もう…総司さん!驚かせてどうするんですか」
呆れ顔の沙雪ちゃんに連れられ、沖田さんは自分の部屋へと戻って行った。
私、前半は沖田さんと絡みっぱなしです。
沖田さんは自由に動くので、最初の構想と少しずれてきたりして、でもそれがまた面白いですね。
そしてこのお話の中には、私のよくやる事がいくつか盛り込まれています。それはどうでもいいと思いますが(笑)
後半は甘い展開になるハズ。