ブログネタ:部屋の中でなくなりそうなものTOP3
参加中
そして栄えある第一位は
第一位 理性
理性…なくなるよね?
ここから薄桜鬼妄想スタート。
苦手な方は脱出してください![]()

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朝餉の時間も終わり、屯所内の掃除を始めようと用意をしていると、土方さんの声をかけられた。
「なんでしょう?」
「…なんだ…その…」
土方さんにしては歯切れの悪い喋り方だ。
「何でも申しつけてください」
土方さんは意を決したように口を開いた。
「こんぐらいの厚さの本…本みてえなもんだな…見なかったか?」
「いいえ。どこかに置き忘れたのですか?」
「いや…置き忘れたというより、盗まれた…だな」
「どっ泥棒!?」
まさか新選組の屯所に泥棒が入るなんて。
土方さんは苦笑いしながら続けた。
「泥棒というより悪戯みてぇなもんだ。まぁいい気にすんな」
そういって立ち去っていった。
「悪戯か~。京の町で恐れられている新選組の人達でも、悪戯なんてするんだ」
もはや日課となった屯所内の掃除をしながら一人呟く。
掃除と言っても廊下とか玄関とかくらいだけど。
平隊士部屋はよほどの用事がない限り近づくなときつく言われているし、近藤さんや土方さんの
部屋も頼まれない限り、勝手な入室は禁じられている。
だからこの時も廊下を掃除していただけだった。
沖田さんの部屋の障子が開けっ放しになっていて、中の様子が丸見えだった。
ふと机が目に入り、本らしきものが見えた。
「沖田さん、本読むんだ」
遠巻きに眺めていると、今朝の土方さんの言葉を思い出した。
こんぐらいの厚さの本…本みてえなもんだな…
似てるよね…。装丁も自分で作ったって感じのものだし。それに悪戯って言ってた。沖田さんなら
ありうるかな?
外装を確認しようと少しだけ部屋に足を踏み入れる。
豊玉発句集と書かれた表紙の左に『土方義豊』と書かれている。
「土方さんの物かな?でもとりあえず報告だよね。もしかしたら貸した事を忘れてるかもだし」
そう呟き部屋を出ようとすると、大きな壁にぶつかった。
「きゃっ…」
倒れると思った瞬間、誰かに抱きとめられた。
「なにしてるのかな?千鶴ちゃん」
顔を上げると沖田さんがニコニコと笑っている。
「幹部の部屋に無断で立ち入らない。きつく教えたはずだよね」
そういいながら部屋の襖が閉められる。
「ごめんなさい、私…」
言い訳をしたところで、言いつけを破ったのは自分だ。土下座をして謝ろうと沖田さんから身体を離そうとするが、それに反して沖田さんは私の身体を強く抱きしめる。
「言いつけを守らない子には、きついお仕置きが必要だよね」
次の瞬間には畳の上に組み伏せられてしまった。
「沖田さん、ごめんなさい」
わけがわからないまま謝罪の言葉を口にしたが、その声も唇で塞がれてしまった。
「お仕置きは身体で教えるのが一番手っ取り早いんだよ。この男ばかりの中で言いつけを守らなかったらどんな目にあうか…今から教えてあげるよ」
逃げ出そうにも沖田さんが馬乗りになって動けない。
声を出そうにも激しい口づけで塞がれてしまう。
あっという間に袴の紐が外され、胸元を露わにされる。
「嫌!!」
羞恥心と恐怖でばたばたと抵抗してみるが、沖田さんはびくともしない。
「大丈夫。怖いのは最初だけだから」
沖田さんの手が着物の中に差し込まれ、恐怖とも快楽とも取れるうめき声が上がる。
「優しくしてあげるよ。僕に二度と逆らえないように…」
身体中の力が抜けて動けない。もう助けを呼ぶ声も出せない。
全てをあきらめかけたその時。
「千鶴!?」
誰かが私の名前を呼んだ。
「総司、何してやがる!!」
土方さんだ・・・。
部屋の外で土方さんと沖田さんの争う声が聞こえる。
何か声を発しようとしたが、声が出ない。ただ、涙が一筋流れるのを感じた。
そのままぼんやり天井を見上げていると、誰かが抱きかかえて部屋から連れ出してくれた。
「千鶴?千鶴大丈夫か?」
土方さんだ…。土方さんの声だ…。
土方さんの声は何度も何度も優しく私の名を呼び続ける。
やがて腕から下ろされ、肩を揺さぶられた。
「千鶴?千鶴?おい」
ぼんやりと涙にかすんで見えるのは、土方さんの顔。
大丈夫なんだよね。土方さんが助けてくれたんだよね。
「うっ…う…ううぅ……」
唸り声のような声をやっと絞り出し、涙が溢れ出す。
「ううううぅ…怖かった…うわぁぁぁぁぁ…」
大きくて温かい手が何度も何度も背中を擦る。
すがるように胸に顔を押し当てると、たくましい腕が私を強く抱きしめる。
流す涙を指で拭い、大丈夫という言葉を繰り返し繰り返し私にくれた。
「少しは落ち着いたか?」
そう声をかけられた頃には、自分が副長室にいることに気がついた。
「はい…」
小さく返事をして、土方さんを見上げると、少し怒ったような顔をしてそっぽを向いている。
「ご迷惑をおかけしました…」
身体を離そうともがくと、再び土方さんの腕に力が入り動けなくなってしまう。
「ちょっと待て…とにかく、お前の着物の胸元を…とっとにかく少し身体を隠してから離れろ」
見ると袴はほぼ身につけている状態とはいえ、帯は外され、着物ははだけた状態だ。慌てて着物をかき寄せた。
「目瞑っててやるから着替えろ」
土方さんは少し怒ったような口調で背を向け、黙り込んでしまった。
ううっ…貧相な胸見られちゃったのかな…。
それにあんな事の後だし…。
恥ずかしさと気まずさで、とにかく何か言わないと落ち着かない。
「あの…土方さん…本当にご迷惑をおかけしました」
衣擦れの音だけが響き、さらに居心地が悪い。
「私が悪いんです。勝手に沖田さんの部屋に足を入れたから…」
袴の紐を締め襟を正す。
「だから、沖田さんを責めないでください」
指を突き謝るが、土方さんは振り向こうとしない。
「あの…」
小さく呟いたと同時に、土方さんの怒った声が部屋の中に響く。
「まったく男の部屋に一人で入るなんざ、お前みたいな間抜けは襲ってくださいって言ってるもんだろうが。まったく無防備な面して、嫁入り前の娘のくせに何かあったらどうするんだ。ただでさえ処遇に困ってんだからこれ以上問題を起こすな。」
「はっはいごめんなさい」
「着替えたならとっととうせろ。あ…だめだ…総司に遭遇したら…ちくしょう…とにかく俺がいいと言うまでこの部屋から一歩も出るな」
