長崎県立精神医療センターで看護師が患者にセクハラ | 精神科医&カウンセラーの倫理違反と被害救済を考える

精神科医&カウンセラーの倫理違反と被害救済を考える

精神科医やカウンセラーによる非倫理的な行為・言動・態度によって被害を受けたという訴えは後を絶たない。以上の問題に、被害者の見地から提言をしていく。

読売新聞WEB版より(2009年2月10日付)
---------------------------------------------------------------------
 長崎県は10日、入院患者にセクハラ行為をしたとして、同県大村市の県立精神医療センター の男性主任看護師(59)を減給6か月(60分の1)の懲戒処分にした。
 発表によると、主任看護師は昨年8月、入院していた10歳代の男性患者と、性的な描写があったスポーツ新聞の記事を話題に取り上げて話をした。男性患者が別の看護師に不快感を訴えたため、同9月に上司の看護師長が注意した。しかし、同10月、10歳代の女性患者に性的経験の有無を質問したという。
 県の調査に対し、主任看護師は「患者との信頼関係を築くため、看護行為の一環として話を持ち出した」と答えたという。 県は監督責任を問い、10日付で院長(56)と副院長兼看護部長(59)を戒告の懲戒処分とした。(2009年2月10日23時50分 読売新聞)
---------------------------------------------------------------------
 なんだか、情けな~い事件です。これが「県立精神医療センター」なんですから。

 ちなみに、この精神医療センターの看護の「基本理念」は、「こころの病をもつ人々に寄り添い、職務に責任を持ち、成長する看護を目指します」というものです。

 それで、こんな事件が起きているんですから、人をバカにするのもいい加減にしてもらいたいものです。

 事件が起きていたのは昨年8月以降、県で処分が決まったのは、おそらくその数ヶ月後。発表されたのは、今月10日、という経過です。セクハラ看護師は減給6ヶ月、上司の院長と副院長は戒告。

  「主任」というのは、管理職(あるいは中間管理職)ですから、減給なんか甘いんじゃないでしょうか。こういう人は何度でもやるでしょう。そろそろ定年退職ですしね。

by 「精神科医を訴えるHP」管理人