マネタイズの方法を考えるときに、どこから利益の源泉を生み出すのか。結局、利益の源泉はユーザーからもらうか、広告収入に頼るか、しかありません。最近のSNSやゲームなどのサービスを見ると、広告収入にほとんど頼っているものがほとんどです。しかし、これだけ広告が氾濫している中で、広告がどれだけの効果を出しているかという測定は難しいといえます。


 例えば、ネットニュースに投稿するには数万円でできますが、そこから各ネットニュースに拡散されたとしても、ニュースに挿入したURLにアクセスしてくれるユーザーはほんのわずかです。あるネットニュース会社では、費用対効果(!)などと銘打って、拡散されたニュース情報がどのニュースサイトに拡散されたか、で値付けをし、どれだけの広告費用分の効果があったのかを表示していますが、これもまゆつばもの。具体的なアクションを考えたターゲット広告ならまだしも、単にニュースに載せるだけでは、効果は薄く、自己満足で終わってしまいそうです。


 起業家とも会う機会が多いですが、何かと広告モデルに頼ったマネタイズを考えていて、自分たちのサービスが本質的に誰のためのサービスなのかを忘れているようなビジネスモデルも見受けられます。広告モデルを使うためには少なくともユーザーが数万人ぐらいいないと成り立たないことから、安易な広告モデルの活用は禁物です。


 ネット広告業界にここ数年相当な金額が流れていますが、なにか中身のないものを売るのがうまい、という印象を受けます。中身がないのでどんどん膨らむ。そのように言われないようにターゲットと効果をしっかり測定した広告のあり方を考えたいものです。


via Michiro Tokuda
Your own website,
Ameba Ownd