(つづき)
いやはや、大変な事態になったなあとつくづく思うのですが、このような事態の中で、特に金融の世界で他人と差をつけるとしたら何があるのかということです。ファイナンスの知識だけでは、世界経済の潮流に翻弄されるばかりです。何か知識と経験を複合化させて強みを生かすことが必要だと思います。
たとえば、現在新興国の中ではまだまだ足りないものがあります。学校/教育・医療・住まい・・・先進国の歴史の中にはこれから新興国で大きなニーズとなるものが明らかになってくるのではないでしょうか。このような開発プロジェクトに証券化・ファイナンスの知識は不可欠で、そしてもはや政府のODAを頼れる時代ではなくなってきたことから、いかに民間のマネーを新興国への投資マネーに向けるかがこれからのカギになりそうです。
投資信託でバカ高い手数料を取るのはやめて、どんどん異国の地の発展のためになんでも挑戦できる人材(販売・人事・財務・広報・・・なんでもそつなくこなせる人材)を目指すのがこれからの潮流ではないでしょうか。それぞれの専門家たちをうまく調和させながら、プロジェクトをプロモーションORプレゼンテーションできることが求められるでしょう。
今まで培ってきた知識と技術は、意識しなくても自然に生かされるものです。新たな世界へチャレンジしていこうという精神を持っていれば、おそらくリストラされた銀行マンたちは新たな新境地で活躍することでしょう。
