電炉、鋼材1―3割減産 東京製鉄、対アジア輸出停止 下期(nikkei net)

電炉各社はアジアでの鋼材需要の急減を受け、本格的な減産に入る。最大手の東京製鉄は2008年度下期の生産を前年同期に比べ16%減らす。共英製鋼など準大手も1―3割減産する。国内の建設需要の低迷に加え、ここにきて鋼材価格の急落で輸出採算が急速に悪化。東京製鉄は韓国・東南アジア向け輸出を停止した。新日本製鉄など高炉各社に続き、電炉も大規模な減産に追い込まれた。

 東京製鉄は08年度下期の生産量を約135万トンと、前年同期(160万トン)に比べ16%減らす。ビルなどの構造材であるH形鋼はじめ建設向けの受注が、国内に加えて東アジアでも急速に落ち込んだためだ。(07:00)


中国をはじめアジア各国の景気の過熱ぶりが一服したのではないでしょうか。必要性のあるかないかわからないビルを作りまくっていますが、空き床がどんどん増加するのではないかと思います。オリンピック後には危ないといわれていたことが、各国経済の混乱とともに現実のものとなったといえるでしょう。


これで鉄の相場が下がると日本のビル・マンションの建築費が下がって、マンションはもっと買いやすい価格にあるのではないでしょうか。最近はマンション価格は高水準ですが、これはバブルでもなんでもなくて、建築費の高騰とファンドの過熱ぶりがその一因となっていると思います。マンションの構造を支える鋼材の価格が、アジア需要の冷え込みと相まって暴落しているということですから、建築費はもっと下がるはずです。これで住宅ローン減税が始まれば、もっとマンションは買いやすい値段になるでしょう。もともとマンションデベロッパーは相当厳しい戦いを強いられているのですから・・


そうすると個人需要が復活し、来年の夏ごろには景気はそこそこ良くなっているのではないかと予想します。