僕は久しぶりに、何か手続きするために学校に来た。
同級生が玄関で懐かしい様子で迎えてくれたが、そいつの名前もわからない。
学校内の移動は、何やらボタンがいっぱいあるエスカレーターみたいな岩山みたいな装置に乗る。
その装置の操作が全然わからなくて、戸惑う。
同級生は難なく操作している様子だ。
移動中に本棚があった。
そこに、友人の著作が2冊置いてあった。
論文集のような自叙伝のような本だ。
2冊とも青っぽい装丁で厚みが3センチ程度、高さが20センチ程度。
2冊目は比較的最近刊行されたみたいだ。
1冊目を手に取った。
冒頭が、何かの小説についての論文だった。
その小説の主人公の少年が誰かを逃がすために、追手からライフルで足を狙撃される話だった。
狙撃手は腕利きで、ライフルも高性能だが急所を外し事なきを得たらしい。
僕は帰宅した。
家では、小鹿を2頭飼っていたらしい。
妻が世話をしてくれていたようなのだが、
鹿の居所も飼い方もわからない。
友人が経営している、障害のあるお子さんの孤児院に行った。
子どもたちが、鶏の平飼いの納屋みたいな所に住んでいた。
屋根はあるけど風は吹きっさらしだ。
温暖な地域だろうけど、冬は寒そうだった。
僕は目を疑った。
2、3の質問を友人にしたら、これが当たり前なんだという回答だった。
僕は戦争帰りだったらしい。
兵器の保管庫に来た。
僕が乗っていた戦闘機はどうにか帰還したが、
部品を外されて違う用途で使われる。
というよりは、戦闘はもうできないので博物館などに展示されるみたいだ。
戦争はまだ終わっていなくて、戦況は厳しい様子だった。
まだ現役の同期が周りにたくさん居た。
僕はもう任期を終えたので他人事のように見ていた。
戦争が早く終わればいいのにと思っていた。
という夢をみた。