以前友人のネット記事で、
シロクマのパンについて書いてあったのを読んで以来、
シロクマのパンの原材料が気になっていた。
昨日、実物を見る機会があったので撮らせてもらった。
売り場はイーオン札幌苗穂。
対象はこのラベルのパン。
以上7商品を調べた結果、マーガリンが入っていないのは
ライ麦のフルーツロールのみ(油はオリーブ油)。
「天然酵母豆パン」なんていかにもヘルシー志向風な名前だけど、
マーガリンを使ってる。
リンク先には
世界保健機関(WHO)がトランス脂肪酸の摂取量の目安として
1日の総エネルギー摂取量の1%以下にするよう勧告しているとある。
1日の総エネルギーが1800kcalだとする。
その1%だから、18 kcal 。
脂質は1g9Kcalくらい
(家庭科で習ったはず?僕は栄養オタクだったので覚えてる)。
2gがWHOの勧告する摂取量。
総エネルギーも個人差はあると思うので、
多く見積もってもせいぜい3-4gがいいところだろう。
画像の栄養成分表だけをみても、
脂質中どの程度トランス脂肪酸が含まれているかはわからない。
たまにマーガリンやショートニングの入ったお菓子をもらうことがあるけど、
自分ではなるべく食べないようにしている。
マーガリンやショートニングを使わなくてもおいしいお菓子やパンは作れる。
消費者が選ぶことで、
安心して食べられるものが店頭に増えてほしいと思う。
長生きしたくないから健康なんて気にしないという人も、
認知症にはなりたくないだろう。
僕のじいちゃんは91歳で亡くなった。
亡くなるまで何十年もずーっと一人暮らしで
食べるものはマーガリンがふつうに使用された食パンが主だった。
80歳半ばくらいから僕や家族の名前もわからなくなって
同じ家に住んでるのに他人行儀で、
僕に声をかけるときも恐る恐るなのがふびんだった。
僕の友人知人がいかにもトランス脂肪酸たっぷりの
菓子パンを食べてるところをみるたびに、
おじいちゃんの晩年を思い出す。
魚や魚介類が大好きなばあちゃんが、
まだ現役で頭がしっかりしているのは
好対照だと思う。