日曜日。

 

ようやく何か「形」になりつつある...かな?

 

でもまあ、まだまだ曖昧模糊として具体的に何か輪郭が見えているわけではないので、いい訳だけど、また逃げた。

 

 

逃げたんだけど、何かヒントになればと...いい訳だけど。

 

 

大分前に配信されたMCUのミニシリーズ、連続ドラマ「エコー」を観た。

 

全部で5話というコンパクトさもあって、イッキに観た。

 

 

あの「アベンジャーズ」の一員であるホークアイことクリント・バートンの「エンドゲーム」後を描いた配信ドラマ「ホークアイ」に出ていたマヤ・ロペスという聾唖の女性を主人公にした、いわばスピンオフのスピンオフ? 的な扱いなんだろうけど、ポイントはあの「デアデビル」のヴィランであるキングピンことウィルソン・フィスクが深く絡んでくるというから、そういう意味でも訴求力あり。

 

 

「ホークアイ」ではクリント・バートンを恨んでいるキャラクターとして出てたんだけど、主役になったこの「エコー」はどういうお話になるんだろうかと思っていたら、ネイティブ・アメリカンという出自と、家族の歴史をたどる、いわば「里帰り」のお話だった。

 

 

キングピンの設定としてはいわば「アベンジャーズ」においてガモーラの育ての親としてのサノスといった趣きで、めっぽう強いマヤのキャラクターに色濃く反映しているんだけど、実はキングピンは...ということで物語におけるヴィランという立ち位置になっている。

 

 

ただ、アクションシーンはどちらかというと控えめで、ヒーローもののカタルシスは少なめ、メインは故郷に帰ったマヤの自分探しと言ってしまうとベタだけど、家族とのわだかまりを解きほぐし、孤独を抱えて苦悩していた自身を解放するというか、家族のルーツ、ネイティブ・アメリカンの中でも独自のルーツを持つ家族に連綿として続いている「能力」を理解し、受け止めることで自分自身の存在を模索する、そんな話だった。

 

 

想像とは違ったお話ではあったけれど、故郷に帰って自分自身と対峙することで家族や親戚とのわだかまりを解決するという意味ではヒーロー映画というよりは、まさにドラマ人間模様。

 

 

MCUもこういうアプローチをするんだなあと。

 

 

元々のマヤの聾唖で、片足が義足という個性的なキャラクターは陰を背負う度合いがかなり強かったんだけど、それをいい方向に生かして、人間ドラマに仕立てたという意味ではMCUの新たな地平を垣間見たような、ちょっと大げさだけどこれもまたMCUの飽くなき挑戦、懐の深さを感じられたように思う。

 

 

さて、キングピンが出てきたこともあって、これはもう「デアデビル:ボーン・アゲイン」に繋げる気満々...楽しみにして待とうと思う。

 

 

 

...っとその前に、いよいよ本気に、エンジンをかけていかないと。

 

 

何せね、ヒントを得たじゃないか...頑張ろう。