日曜日。

 

ていうかゴールデンウィーク。

 

たっぷり休みを頂きました...でもまあ、いつものように引き籠って、少し休んで、少し楽しんで、あとは「悪あがき」に費やす予定。

 

にしても円高が凄いことになってきましたね。

 

加えて今日は衆議院三補選の投票日...東京15区、島根1区、そして長崎3区の有権者のみなさん、壊れた日本を立て直すため、古い政治にさよならを言うためにぜひ、投票に行ってください。

 

 

という訳で日曜日なので、ルーティーン。

 

 

Amazonプライムビデオのパラマウントプラスから、今日も「元を取る」戦いに挑む。

 

 

貧相なラインナップの中から、今日はマーク・フォースター監督の2013年の作品である「ワールド・ウォーZ」を観てみた。

 

元々はAmazonプライムでも観られてたんだけどね、いつの間にかレンタル扱いになってたのですっかり忘れてたんだけど、たまたまパラマウントプラスの中に見つけたので、試しに観てみた。

 

 

予備知識もなくブラッド・ピット主演のアクション映画、くらいしか知らなかったんだけど、観始めると何だ、これっていわゆる「ゾンビ映画」なのかという。

 

 

それでもアクションの外連味、世界を股にかけた逃避行、飛行機パニック、スペクタクル...様々な要素が盛り込まれててそれなりのスケール、大作の風格がある作品だった。

 

 

私の最も興味のないホラー映画の部類、しかもゾンビかよと思ってたんだけど、観始めちゃったんだからもうしょうがないと思って観てたんだけどね、それなりに楽しめたように思う。

 

 

たださ...「ノーカントリー」で字幕が遅れて表示されるイライラを感じたのも束の間、今回は字幕がセリフより先行して出るという...もう何なの? パラマウントプラス、見切り発車の度が過ぎるだろう、これ。

 

 

つまり、映画を観ている間、常にセリフの音声よりも前に字幕が出る、要するに常時「ネタバレ」の状態で観ることになってしまった訳でね、この今までに体験したことのない妙な気持ち悪さをずーっと我慢しながら観ることになってしまった。

 

ちなみに「マイノリティ・リポート」は日本語字幕さえなし...日本の顧客を舐めているとしか思えない。

 

 

それでもまあ、作品そのものはいわゆる説明を一切排除した立ち上がりから、常に息を付かせないまさにジェットコースタームービーの醍醐味に溢れた佳作だったと思う。

 

 

ていうかね、まさにパンデミックに襲われるのが常態化した世界に対する警鐘をゾンビ映画という形を借りて語っているという意味では、単に娯楽作というだけでない、重いメッセージ性を内包した作品でもあってね、2013年制作ということを考えれば2020年のコロナ過に対する「予言」と言えなくもなくて、そういう意味でも意外と言っては申し訳ないけど、まさに思いがけない「拾い物」でもあった。

 

 

マーク・フォースター監督作ってあまり見た記憶がないけど、あの「007/慰めの報酬」のタイトな編集、手持ちカメラで織りなす独特の映像の印象が強くてね、今回の「ワールド・ウォーZ」もまさにそんな傾向があったように思う。

 

 

にしてもパラマウントプラス...最悪です。

 

 

あと数本観たら、絶対に解約してやる...ホント、酷いと思う。

 

 

 

さて...ゴールデンウィーク。

 

 

私なりに、静かに、そして有意義に過ごすぞ。