日曜日。
ていうか巷は4連休...
私は昨日仕事、今日お休み、明日も明後日も仕事の予定...という訳で普段と変わらない日曜日をウチで静かに淡々を過ごす。
ただ最近はそのいつもの日曜日にする映画鑑賞から少し離れている。
特に理由はないんだけれど、いや本音を言うといい加減に日本のテレビドラマ、せめて録画した分を観ておかないとHDDがパンクする、いや本当は日本のテレビドラマの世界のその空気にそろそろ慣れておかないと、懲りずに続けている「悪あがき」に多かれ少なかれ影響があるのか、いやむしろ観ない方がいいんじゃないか...とまあ何というか、いつものように勝手に自分の中でもがいてて、焦ってて...うん、そんな感じかな。
という訳で初から夏にかけてのコロナ禍において放送自体がイレギュラーながらも何とか放送されてきたテレビドラマを中心に「消化」することに、少しずつではあるけれど、勤しんでいる。
で手始めにようやく井上由美子さんの「BG~身辺警護人~」の第2章と野木亜紀子さんの「MIU404」を観始めた。
どちらもテンポよく物語が転がる、まさに「安定」の刑事モノ、いや警備モノで、おふたりのその脚本の技術、楽しさも含めて楽しんでいる。
「BG」は最初の第1勝を観た際に、私がコンクールに出したものと同じ題材で、似通った設定やエピソードも含まれていてので、何とも複雑な思いを抱きつつ観ていたというのもあったので、今回もどこかモヤモヤしつつも、それでも楽しく観ている。
井上由美子さんといえば、20年以上前だったかNHKで「虫の居どころ」と「天井の青」というふたつのドラマを描かれていて、それを観てこういうドラマがあるのか、脚本家という仕事がものすごく崇高なものに感じられた、そんな記憶が残っている。
「MIU404」は今一番旬の野木亜希子さんのまさに「安定」の楽しさで、なるほど世間も盛り上がってたもんね、まさに娯楽作品の教科書のような緻密な構成に感心しながら観ている。
野木亜紀子さんはやはり一番印象的だったのは「逃げるは恥だが役に立つ」なんだけど、最近では「コタキ兄弟と四苦八苦」がとても楽しかった。
そんなおふたりの脚本家としてのセンス、テクニック...あやかりたいんだけどね。
でも何だろうね、これまでMCUの映画と一緒に観ていたテレビドラマ「エージェント・オブ・シールド」といろんな意味で対比してしまって、ますますドラマツルギーとは何だろうかという永遠の命題に悩まされてしまっている。
日本とアメリカのその制作システムの如何ともし難い違いに越えられない高い壁を感じつつ、いやいや結局は書き手の思いや創意工夫だ、そういう信念があってこそのシナリオだろうという、そんなことを言い聞かせたり...
少しずれるけど、あっという間に菅義偉政権が誕生し、そういう意味でもモヤモヤしてたもんだからね、仕事も含めてそんな日常に振り回されっぱなしというのもあって、何だか普段の自然のあるべき自分が取り戻せないような、とにかくもどかしさが付きまとっている...そんな昨今...
という訳で今日は少しお洒落にシーフードカレーを作る予定。
といっても手軽な冷凍のミックスシーフードだけどね。
ただネットで調べて「なんちゃって本格シーフード」にするためにクミンシードと調理用白ワインを調達...さて、どんなお味になるのやら。
外食もままならない、ていうかコロナ過じゃなくったってこれまでもロクに外食なんてしてないんだけどね、とにかくウチで、何とか、少しでも、豊かな食卓を...
シングルのアラフィフがひとり寂しく何をやってるんだ、そんな自分に呆れてしまうけれど、それでもね、少しでも...ね。