NHKのBSハイビジョンで録画していた「特攻大作戦」という戦争映画。
1967年の作品で原題は“THE DIRTY DOZEN”。
監督はロバート・アルドリッチ、リー・マーヴィン以下主役級がわんさか、曲者揃いの豪華出演人。

囚人12人が一人のアウトロー少佐の下で訓練され、演習で実力を示し、そしていざ実戦へ...
物語の展開は単純明快、キャラクターが多種多様で魅力的。
40年前の作品とは思えないほどの面白さ。

こういう古い戦争映画を今見るといろんな意味で考えさせられる。
でも...やれ戦争のはかなさを描いてないだの、ゲームみたいに戦争が描かれていていただけないだの、いろんな批評がウェブ上では展開されているようだが、こういう昔の戦争娯楽作品に野暮なことはあまり言いっこなしなような気がするw。

という訳で個人的には戦争反対だが、戦争のことを本質的には理解していないし、戦争映画の存在を否定する気もないので、今回は単純に娯楽映画として楽しんだ。

アスペクトレシオに少々疑問が残ったが、なかなか楽しめる「娯楽」作品だった。