いつものように録画していた映画を見たのだが、同じ映画でも「特別編」とか「ディレクターズ・カット」、「ロング・バージョン」、中には「完全版」とうたうものなど、別バージョンが存在する作品が数多くある。

一度ロードショーにかかった映画を再編集して尺が長くなったり、短くなったり...中には特撮をCGで撮り直したりするものもあったりして。
ほとんどがその作品を撮った監督の手によって新たに手が加えられる場合が多いようだが、果たしてそれはいいことなのかどうなのか...

よく言えば二度美味しい、悪く言えばじゃあ最初のは何だったの? ということになる。
いろんな意味で商業的な問題が見え隠れする場合が多いようだが、私は決して嫌いではない。
どちらかといえば「二度美味しい」と思う性質であるw。
好きな作品だとその思いはさらに増す。

スター・ウォーズ、ブレード・ランナー、グラン・ブルー、ロード・オブ・ザ・リング、E.T.、アマデウス、アラビアのロレンス...枚挙にいとまなし、新旧関係なく長くなったり、追加場面を入れたりして作り直されている。
DVDで初めてリリースされることも多い。

ちなみに今日見たのは「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」の特別編。
DVDのSEE盤三部作は高くて買えなかったので、これが初めての長い「指輪」w。

長い映画、というだけで興味がわく私にとって「ロング・バージョン」、「ディレクターズ・カット」、「特別編」、そして「完全版」などは「二度美味しい」ということで、映画鑑賞の醍醐味のひとつである。