定年直前で離職後、無職で生活しているので、無収入になって2年目からはいわゆる非課税世帯となっている。
そんな私が、最近書店で見つけてすぐに購入し、読了したのが以下の本。
「月14万円の年金で夫婦が生活している術」(中町敏矢 ぱる出版)
目 次
スタイル(生活様式)編:年金14万円でも実は「生活強者」
1章:老後不安なんか、ただの幻(ファントム)です
2章:「ゼロ円生活」全部見せます
3章:スリムな葬儀で「終わりよければ全てよし」を目指す
4章:我が家の「身の丈」運用術
システム(法制度)編:知ることが「トク」への第一歩
5章:複雑な「年金の森」でも、迷わずにすむ要点
6章:税金は知識で安くなる、ノーリスクの節税策
7章:知らないはソン、深く知るほどトクする健康情報
8章:世帯分離という「法の魔法」
前半(1~4章)は、年金受給のみの非課税世帯として暮らしている著者が、どのように生活をしているかが中心。
質素すぎる著者の生活?は、厚切りジェイソン同様万人向けとは言えないし、高齢者のギャグ、皮肉、やや自慢が続くので、文章として癖がある。
が、短文の構成で読みやすく、理解もしやすい。
推奨したいのは、後半(5~8章)で、税金、年金、医療等について、得になる具体的な制度と方法について、詳細な解説をしている。
(そのため、前半に見られたギャグ等はほぼない。)
少し前に、新NISA等の投資で。お金を増やす、得することばかりに注意が向いていて、収入次第では公的負担の増大も考慮した出口戦略を事前に十分検討しておく必要があるのでは、と書いた。
役所の方から、お得な情報を教えてくれるわけではない。
逆に言えば、知らなければ損をする方が一般的だろうから、自分から情報を取りに行く努力は、最低限必要だろう。
公的制度は、自分で調べても中々わかりにくく、かと言って、何も知らない状態でいきなり役所に聞くのも、(負担逃れみたいにとられ)逆に不利な状況になる可能性もあるかも知れないので、こういう本を事前に読んでおくのはありだと思う。
実際、既に非課税世帯として生活している私でも、知らなかったり、誤解していたことが載っていて、この本は役に立つ内容だった。
個人的には、特に、リタイア前の55歳くらいから、年金受給2年前の63歳くらいの方に、一読することをおすすめする。
(もちろん、質素な生活で暮らしている、暮らして構わない、そうせざるを得ない人は、年齢問わずで。)