初日のブログ(https://ameblo.jp/eternityformen2020/entry-12590537442.html)に書きましたが、その筋の弁護士の発言。

 

「労働組合の活動家なんてほとんどが日本共産党員だぞ」

 

今日はこの仕組みについて少し。

 

労働組合は、専従者(労働組合の仕事を専門に行いそれでメシを食べている人)と一般の組合員(いわゆる普通の労働者)で構成されます。

 

一般組合員は普段は仕事をしていますから、勤務時間以外で会議や集会などの組合活動をします。

交通費と食費程度は支給されるところが多いはずですが、それこそ自主的な活動です。

 

それに対して専従者は、労働組合の仕事が本分ですから、夜の会議や集会なども「労働」に当たります。

 

同じ会議や集会に参加しているのに、一般組合員は自主的活動、専従者は労働(賃金が発生する)となると、どうしても労働組合内部で都合が悪いのです。お金が絡みますから。

 

全労連系の労働組合が専従者を日本共産党員にする理由のひとつに、この問題を回避するという理由があります。

 

日本共産党に関わる活動は自主的自発的活動ですから、もちろん労働ではありません。賃金は発生しません。

 

書記長など「上」の命令を、労働なのか活動なのかわからなくして、「上」の命令に全て従属させるために、日本共産党員にしておく。

 

私が知る限り、全労連系の労働組合の専従はほとんど日本共産党員でした。

 

私が所属していた建交労広島県本部では、書記長が労働組合と日本共産党の職場支部の全権を握っていたので、書記長命令は絶対で、独裁が行われていました。

 

この問題は根が深いので、また改めて書き加えていきたいと思います。