肺炎を起こした父の入院で垣間見えたこと | 主婦にだって夢がある!子育て、お金の情報~つららの部屋

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穏やかな連休の朝、テレビやスマホを見なければ去年までとまったく変わらない一日。

 

 




 

3月末に父が肺炎で入院をしました。当然ながら私も姉も新型コロナを疑い、永遠の別れも覚悟しました。

 

が、父は今、体力を回復しながら時代劇を楽しんでいるとのこと。結果としては新型コロナではなかったようです。

 

 

「なかったようです」と書くのは、「新型コロナではありませんでした」とハッキリ言われたわけじゃないから。

 

父が入院した時は、一般病院での陽性患者受け入れが始まる直前でした。開始した後だったらPCR検査が必要になって、病室の空きが回ってこなかっただろうと思うと、ラッキーとしか言いようがありません。

 

高齢者が身近にいる人はわかると思いますが、肺炎の呼吸困難は相当苦しいらしく、家庭での看病には限界があると同居の姉が言っていました。


 

無事に入院できたものの、その後は一切付き添いできず、姉は洗濯物を看護師さんから受け取るだけとなりました。

 

リウマチで手足が不自由な父は、普段は姉にやってもらっていたことを自分でしなければならず、かなり大変だったと思います。

 

看護師さんはもちろん面倒を見て下さいますが、ご存じのように皆てんてこ舞いなので、ある程度の身の回りのことは自分ですることになります。

 

父はスマホに慣れていないので、時々届く「必要なものリスト」の連絡では、体調やどんな状況なのかがよくわからず日々が過ぎて行きました。

 


お世話になっているその病院にはもう何回も入院しているので、私たちもよく知っているのですが、「あんなに親切で丁寧な看護師さんたちが殺伐としている。検査結果も聞きにくいくらいよ。と姉が言うほどでした。洗濯物を受け渡しするのがせいいっぱいだと言うのです。

 

そうは言っても、もし陽性なら姉も外出できなくなるのでハッキリさせないと…ということで、もう一度聞いてもらいまいした。

 

すると、姉から返って来た返事には

 

「新型コロナじゃないと思いますよ。みたいな感じでハッキリ言われなかった。他の患者さんもいらっしゃるので…みたいに濁されちゃった。」

 

と書かれていました。

 

私も姉も、どう解釈したらよいのかわからずにいたのですが、その後の報道などを見るにつれ、陰性という結果が出てもそれは安心できるわけじゃないからそう言ったのだろうと思うようになりました。


 

その後、父はまだ体調に不安がある中、15日間の入院で退院となりました。もうさすがに病室の空きが厳しくなって来たのでしょう。

 

姉は自宅での看病に不安を抱えながらも、通院での治療で乗り切ってくれて、テレビを楽しめるまでに回復できました。

 

 

今はまだ、PCR検査してもらうのは難関のようですし、これからどのくらい検査が広がるのかわかりませんが、罹患してしまったらその後は運によるところが大きいと感じました。

 

だからやっぱり、うつらないのが一番!外出規制が緩和されても、なるべく自主的に家にこもっていようと思っています。


また元気で明るい看護師さんに会えるためにも、自分に今できることを…ですね。