昨日の新聞(2/6日経)に 『FSP』 という聞き慣れない言葉が載っていました。
今年の春から上智、青学、立教、明治など10校の大学が取り入れるという注目の講座です。
どういうものか読んでみると、入学したての1年生が対象で、企業から派遣された講師が出す課題にグループで討論、発表する講座だそうです。
普通なら3、4年生や大学院のインターン向けの研修で扱うような難しいテーマ。
それを高校卒業して間もない1年生にする所に特徴があります。
元慶応義塾塾長の 安西祐一郎氏(現日本学術振興会理事長) らにより2010年に発足、2011年に既に実験的に導入した明治大学では、FSP講座を受けた学生が、2年生以降にゼミや留学への参加など積極的な活動をするケースが多いそうです。
「グローバル経済だから英語の勉強を、と先生から言われてするのは、心の底から出て来るものではない」
と安西理事長がおっしゃっているように、厳しい講座を履修することで生徒に主体性が生まれ、自分から学びたいという発想に変わるのでしょうね。
「1年生でいきなりこんな授業はきついが、将来すごく役立つと思う」
という学生の感想を聞くと、FSP講座がある大学かどうか?が人気の分かれ道になる日も遠くなさそうだなと思えて来ます。
※詳細はベネッセのサイトをご参照。
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