日本の大学で留年が少ないのは… | 主婦にだって夢がある!子育て、お金の情報~つららの部屋

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ハロウィン
今日はハロウィーンに浮かれている子供が多い中、
電車内で前にいた男子高校生たちはずっと受験の話をしていました。


隣では別の高校生がノートを必死で見ています。


最近の高校生は大変なのねと気の毒になってしまいました。




日本の大学は入るのが難しく出るのが簡単と言われていますが、
最近は留年ですら滅多にないようです。


そしてその理由がこんな所にあったとは。。。




昨日の新聞(10/30日経)に載っていた記事の中身は、


「国の助成金が減るから留年者を出せない」と。




国からの大学への助成金は、

私立の場合が「経常費補助金」と言う名前、
国立大は「運営費交付金」という名前で出されているんですね。



そしてその助成金は、

教員1人あたりの学生数が多すぎると教育の質の低下を招くとの理由から、


学生数が定員の1.5倍以上となった私大には助成金無しとなり、


学生数が学部定員(大学院生などは除く)の1.1倍以上となった国立大は、超過分を国に返納するそうです。




だから、留年者が増えると学生数が増えてしまい、

助成金が減ることを恐れる大学が留年しないようにしていると書いてあるのです。




それを問題視した中央教育審議会は、


「そのルールを見直すことを提言する方針を固めた」 そうです。



留年が増え卒業が今までより難しくなることで、教育の質を上げようという策ですね。




でも、保護者としてひとこと言いたい。


あの~、教育者って生徒を第一に考えるのではなかったんですか?



センター試験廃止とかいろいろ、あまり子供を振り回さないでほしいものですガーン