今日は、日米とも(日本時間で)プロ野球開幕日。朝から夜まで野球漬けだ。レッドソックス吉田は午前3時からで、12時に寝てるからこれは諦めて5時から見たが、結果的に出塁した3打席全て見たことになる。(2打席連続安打の後、ホームランなら逆転サヨナラとなる最終打席、残念ながら内野ゴロエラー。)

エンジェルス大谷は11時から。いきなり四球を出したが、6回10奪三振、失点0の力投で勝ち投手の権利を持って交替。リリーフ陣が打たれて、今年も「なお、エンジェルスは負けました」。

 

開幕戦はいろいろな意味で注目した。まずエンジェルスの新戦力。MLBは毎年大幅に選手が変わる。1番の弱点はリリーフ投手陣のはずなのだが・・・開幕投手が10奪三振無失点はMLBの歴史上26例あるそうだが、勝ち投手になれなかったのは史上初だそうだ。まだ1試合、今後に期待しよう(と書くしかない)。

次は新ルール、「ピッチクロック」(昨季末は様々な用語で紹介されていたが、新聞、TVとも、この語に落ち着いたようだ)無走者なら15秒、走者のある場合20秒、この時間以内に投手は投球しなければならない。大谷は1球投ずるのに時間がかかる方で心配したが無難にこなしていた。新ルールの次は、「極端な守備シフトの禁止」(2塁ベースを挟んで内野手は2人ずつ配置しなければならない)。大谷の場合、1~2塁間に3人の内野手がいてヒットを相当損していたから有利な変更だ。今日のライト前の強烈なヒットも去年なら捕られていたかもしれない。だから時折3塁線にバントヒットを狙っていた。WBCでこれを決めたら、実況放送はビックリしていたが、私の様に全試合見ている者には何の驚きもない。

「ピッチクロック」試合時間短縮のためだが、私は大歓迎だ。日本では「じっくり見たい」というコメントが多かったが、私の様に全試合見ているほどの愛好者には、野球の発展の方が重要だ。去年書いたが、他のスポーツに比して試合時間が長すぎる。30分ほど短縮されることは、昨シーズン、マイナーリーグで証明されている。

さてこれから巨人戦だ。