韓国GSOMIA破棄のニュースが流れた時私は快哉を叫んだ。これで欧米にも韓国という国の不誠実さを多少なりとも認識されるだろうからだ。
この見方は当たった。G7でトランプ大統領は、文在寅大統領は信用できない、嘘つきと2日に渡って発言していることが明らかになった。
欧米諸国は日本のことなど余程の知識層でなければ全く無関心だ。例えば、佐藤優の「紳士協定―私のイギリス物語」。彼の外務省の語学研修でロンドンでのホームステイ先の主人が彼に「アジアと言えば中国だが、佐藤さんは行ったことがあるのか」との問いに対し「中国は行ったことありませんが、韓国は3回行きました」と答えると「それは鉄道で?それとも車?」と質問されたエピソードが出てくる。日本人のホストファミリーになろうとする人ですらこの程度の認識なのだ。世界第2位の経済大国を長らく続けていた国であっても所詮「極東」のどうでもいい国同士のけんかなのだ。韓国のウソで固めた告げ口外交でも何度も何度も繰り返されれば(日本国外務省が紳士なだけに)信用されてしまう。日本産水産物をめぐるWTO敗訴がそれを物語る。
文在寅もバカでない限りGSOMIA破棄はないだろうとの予測が専らだった。その証拠に、私の読んでいる読売、朝日、信濃毎日、3紙とも発表翌日の社説で扱っている社はなく、3紙とも発表の翌々日だった。文在寅よ、よくやった。