おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
ミドルの転職が増えてきているという記事です。私がサラリーマンだった頃は、まだ転職に対してネガティブなイメージがありました。せっかく就職した企業を自分の都合で退職するなんて考えもしなかった時代が長く続いてきたのです。
しかし、現在は、第四次産業革命と呼ばれるほど、産業構造が変化してきています。これまでの産業構造の基本は、価値創造の源が企業内のみあり、人は価値創造のためのオペレーターでした。つまり、交換可能なパーツ扱いだった訳です。
しかし、現代は、価値創造の源が人に移りつつあります。製造現場を除く職場の労働者の価値生産手段は、頭脳の中に移りました。その結果、人の移動と共に価値の生産手段が移動するのです。逆に企業側から見れば、その人を雇用したり業務委託したりすれば、簡単に価値生産手段を手に入れられるのです。
このような人材は昔から存在します。用心棒であったり、陶工などがそれにあたります。つまり、特殊技能を持った極めて小さな領域の人材でした。しかし、現在は、その特殊技能の定義が広まりました。いや、広まったというよりも、労働者側が再認識したと言った方が適切かも知れません。つまり覚醒したのです。
会社の中のミドルの位置付は微妙です。専門分野で働く人は常にその分野について学習し技能を高めようと努めているため、つねに専門性を磨き続けており、一流の域に達してます。しかし、会社の組織では、未だに中間管理職の処遇が良く、専門家の地位が相対的に低く見られており、賃金も低いのが現実です。本当は、中間管理職が誰になっても価値創造に大きな影響がなく、逆に技能者や卓越した能力を持った非管理職の方が会社に対する貢献度が高くてもです。
この現状に嫌気をさしたミドルが、自分の能力に応じた収入を得る為に転職するパターンが増えてきている。それが実態だと思います。
バブル崩壊時に、製造業は大幅なリストラを行う中で、各分野の専門家もリストラの対象にしました。その人材を雇用し急成長したのが中国と韓国です。日本の経営者は、本当に馬鹿な事をしたと思います。現在は、海外に頭脳流出が少なくなって来たとは思いますが、社外流出は今後も増えていくでしょう。
また、若い人たちも、一度就職してしまえば、もう学習する必要がない!なんて甘い考えだと、第四次産業革命下では企業内であっても生き残れません。自分の可能性を信じて、常に学習し続けて、特定分野の第一人者になる心構えでなければならないのです。
現代は、企業と言う後ろ盾がなくても活動できる時代なのですから、何が自分の強みであり、その強みをどうすれば強化できるかを考え、それを実践し、努力すれば、サラリーマン時代よりも多くの収入と、自由な時間を得る事ができます。
もうすでに企業が存続している期間よりも就労期間のほうが長い時代です。会社に勤めて出世して年収を上げる事ばかりを考えずに、自分自身がどんな価値を創造できて、その価値を活かして如何に収入を増やすかを考えましょう。
終
