おはようございます。本日もお読み頂きありがとうございます。
インターネットのSNSが普及して、マスメディアに頼らない情報発信が可能になり、しかも、海外メディアの報道を直接見たり、読んだりできるようになり、すこしづつ日本人も目覚め始めた感があります。
何でも平等が良いとする考え方に微妙な変化が生まれてきたと感じるのは、年金生活者に対する一律5千円支給の見直しです。5千円のお金を支給するために700億円の経費が掛かるという非経済合理性もさることながら、本当に一律5千円の支給が、生活困窮者に役に立つのか?と、根本的な問題に目を向けられるようになった点が進歩の現れだと感じたのです。
日本には「お上」という言葉があり、上の人が決めた事は正しいという感覚があります。この考え方により、社会全体が統制され、同じ方向に向いて努力する、従うなど、社会秩序の基となっています。しかし、戦後教育は、過度に上下関係を強調し、お上の判断は全ては正答であり、正答に従えば成果がでると教育してきました。その結果は、昭和の高度経済成長を成し遂げた結果をみれば成功したと言えます。しかし、反動として、自分の考えを持つ、自分の判断で行動する事をためらう思考の癖を植え付けられ、「お上の決めた事だから」と異を唱えず、政府の言われるまま、与えられるに任せてきました。しかし、今回の5千円事件は、「小遣いをやるからよろしくね!」というような、国民を小ばかにしたような政策を、ネットなどを通じて醸成された民意により撤回したことは、日本国民の意識が変わった証左ではないでしょうか。
世界に目を転じると、ウクライナ問題や、台湾問題、ロシアの国力低下に伴うロシア支配地域の独立機運の高まりなど、不安定な世界情勢が拡大しています。このよう状況下、遅まきながら、日本国民が自分の頭で考えるようになってきたことは、とても喜ばしい事です。
国民の思考停止が為政者にとって一番都合がよい状況です。為政者が好き勝手なことを行っても、国民は黙って従うからです。しかし、その結果、一番被害を受けるのは、国民なのです。
憲法問題しかり、財政問題しかり、国際関係もしかり、無思考状態で放置して時間が経過すれば解決するものは一つもありません。自らの目で見て、考えて、判断し、行動する。自分の判断が間違っていれば、自責として受け入れるしかありません。しかし、少なくとも他人に自分の人生のキャスティングボードを握られて、不満だけをため込む事にはならないでしょう。
日本人ほど平和に国を栄えさせた民族はありません。日本人は目覚めて、平和的に協調できる世界秩序を作る知恵を提供し世界平和に貢献する日が近いような気がします。
終
