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社会情勢が混沌となっている現在においても、日本社会は物質的に満たされて平穏な生活を送る事が出来ています。これも、先人たちの不断の努力により、社会資本を充実させてくれたお陰です。その昔、貿易立国と言われた時代、海外の経済的な変動が、日本に大きな影響を及ぼし、「アメリカがくしゃみをすると、日本は風邪をひく」と言われるほどでした。しかし、現在は、内需指導型に進化し、多少の環境変化にも耐える、強い経済体質になったのではないかと思います。

 

しかし、逆に、日本の社会は、物質的に満たされ、物質的な欠乏感に乏しい状態になり、アグレッシブな面がなくなってきました。言葉を変えると、成熟期に入ったのです。

 

今から思い返せば、私の幼い頃のイギリスやフランスは、すでにその域に達していたのかもしれません。停滞した経済と教えられていた気がしますが、実は、成熟化した社会は、成長中の若い社会から見れば、陰鬱で停滞した社会に見えたのでしょう。そして、日本もようやく、社会的な成熟期に入り、経済成長よりも生活の質の向上にシフトする時期に突入したのだと思います。

 

しかし、成熟した社会での振舞い方に慣れていない日本人は、まだギクシャクした生活です。はやく、過去の成長基調の生活の象徴である『大量生産、大量消費、大量廃棄』の社会から脱却すべきなのでしょう。