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世界的にエネルギー不足が懸念される中、水素に注目が集まっています。欧米では水素をあまりエネルギー源として注目いませんが、日本ではトヨタ自動車を始め多くの大企業が水素をエネルギー源として注目しており、活用するための基礎的な技術開発を続け、ついに実用化に漕ぎつけようとしています。

 

ヨーロッパでは、CO2排出を抑制するために、電気を主要なエネルギー源として考えています。その電気は風力などの再生可能エネルギーから得ようとしている訳ですが絶対量が不足しています。そんな中、今回のウクライナ侵攻に伴いロシアから輸入していた天然ガスや石炭を使用する事ができず電力不足になり、原子力発電に回帰し始めました。日本でも、安全が確認できた原子力発電所の再稼働を推進すべきだと考えますが、それも一時的な対応であり、サスティナブルな対応ではないと考えます。

 

永続的な対応の主役級として『水素』があります。水素を安全に取り扱うためには高い技術力が必要なため、欧米は実用化を避けてきた感がありますが、日本は、コツコツと研究を行い、ついに、水素運搬船を就航させました。オーストラリアで製造した水素を日本に運ぶためです。オーストラリアには、豊富な褐炭が眠っており、その褐炭から水素を作るのだそうです。その技術も日本製らしいです。この技術があれば、燃料としてあまり適しない褐炭から、水素を取り出し、同時に出来る二酸化炭素も炭化水素(すなわちプラスチックの原料)にする事も技術的に可能です。

 

日本とオーストラリアの距離は、日本と中東との距離より直線距離で約2割近いのも魅力的です。また、オーストラリアには、広い土地があり、砂漠もあります。砂漠こそ太陽光発電に向いていて、太陽光で得たエネルギーを起点として、褐炭から水素と炭化水素を作り、日本が輸入する。素晴らしいサイクルではないでしょうか。

 

多くの争い事の元は、エネルギー問題です。このエネルギー問題を解決するためには、太陽光を活用するしかありません。その供給国として、日本に近く、広い土地があるオーストラリアが、中東を超える一大エネルギー供給国ととなれば、日本のエネルギー問題が解決できると思います。