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投資家のMIKUです。

 

 

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株式投資の魅力をまとめた記事

 

 

 

 

今、株主総会シーズンなので、

企業側から見た株主総会について

私が知っている範囲で、

書いていきたいと思います。

 

 

前回の記事にも書いたのですが、

私、会社員時代は、

株主総会の受付をしていました。

 

 

株主総会というのは、

上場企業にとっては、

言うまでもなく、

重要な行事ですから、

相当な時間をかけて

準備していくわけです。

 

 

想定問答というのを

ご存知でしょうか。

 

 

企業は予め株主総会で

出るであろう質問を考え、

それに対しての模範回答を

事前に準備しておくのです。

それを一冊にまとめたものが、

想定問答といいます。

(すべての上場企業であるかはわかりません)

 

 

私が在籍していた会社で、

だいたい500問を

準備していました。

 

 

株主総会で回答をするのは、

役員ですが、

その質問の回答を準備するのは、

各セクションの責任者です。

 

 

私の場合、採用に関する質問の

回答を考え書いていました。

だいたい、採用に関する質問で、

毎年、5問ほどでした。

 

 

採用に関する質問など出るのかと

思われるかもしれませんが、

私が在籍していた時に、

障がい者採用に関する質問が

出たことがあります。

 

 

民間企業では40人以上雇用している

企業では、社員数に応じて、

障がい者の方を

雇用しなければならないのです。

民間企業の法定雇用率は2.5%です。

この達成度の質問があったのです。

 

 

こんな風に予め、想定問答を準備し、

役員は担当する箇所の

想定問答を読み込んでおくのです。

 

 

ただし、予め準備した質問が

出るなんてことの方が少ないのです。

それでも、だいたい年が明けたら、

想定問答の準備に入ります。

 

 

そして、株主総会の前日に

通しでリハーサルを実施し、

当日の本番を迎えます。

 

 

私の役割は受付でしたが、

他には、会場内外の誘導係や、

総会会場までの道に看板を持つ社員、

質問する株主様に

マイクをお渡しする係、

議長とは別の司会進行など、

多くの社員がいろいろな役割を

担っていました。

 

 

過去には、総会の後に、

ホテルのビュッフェでパーティーを

開催していたこともありました。

株主様と経営陣が懇親を深める

機会があったのです。

 

 

今、こういうのはなくなる傾向に

ありますが、

堅苦しい株主総会とは別に

株主が経営陣とざっくばらんに

話せる機会があると

いいなと思います。