ゴールデンウィークも明けると、希望を失った企業戦士たちの表情は下向き加減でしょうか…???
楽しかった休息時間を振り返れば、朝の目覚ましが疎ましく感じられるけれど、
それでも日々の積み重ねが人生であると考えれば、今日を大切にしたいものですね。
とは言っても…
綺麗ごとばかり並べても心が追い付かない日もあるし、アンパンマンの台詞がウザいと感じてしまう日もある。
自分の心であっても思い通りにいかないのだから、他人と一定の距離感を保って過ごすのは至難の業です。
そんな私なので、かなりの人気者ではありますが(自称)、
心を許せる友達を持ったことがありませんでした。
先日、先生との会話で私のことを「親友」と言ってくれました。
その言葉があまりに新鮮でね…
「親友」ってなんだろうと改めて思いました。
親友とは…
ありのままの自分でいられる関係だと思ったら大間違いで、相手のことを知り尽くし、誰よりも気を使うべき存在こそが親友ではないかと思う。
まあ、私の場合、親友というより「先生マニア」の方がしっくりくるかな。
ということで…
私、仕事辞めます(^^♪
火曜日(5/7)、先生は前立腺癌の定期診察でした。
今回の検査でSPA数値が0.68と上がってしまった為、治療方針が変更になりそうとのことだった。
放射線になるか…
抗がん剤になるか…
来週のPET検査後の診断になると思うけれど、いつでも動ける状態でいたいと思った。
思い立ったら吉日ならぬ、先生からLINEが来てから一時間後、
派遣会社の若い女性担当者に電話した。
「今日の今日で申し訳ありませんが、5月いっぱいで仕事辞めさせてください」とお願いした。
実は7月までの3ヶ月間、契約延長を頂いていて、契約書作成中とのことだったけれど、主人が重い病を患った為とだけ伝えたら、彼女は快く動いてくれた。
そして、今日(5/10)、派遣元の●●銀行から、5月末いっぱいまで勤務、有給休暇の残り8日分は6月に消化するということで承認された。
だけど…
私の100倍以上、親友である先生は私のことを心配してくれている。
自分が先に死んでしまったら、私が不幸にならないようにと…
あれこれ考えてくれている。
そんな気持ちが嬉しくて、切なくて、やるせなくて…
天気雨のように明るくなったり暗くなったり心模様が忙しい。
ただ言えることは…
私は諦めないし、泣いたりもしない。
今を見つめ、今を生きる。
先生は私の生き甲斐だから…。
美月