みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回の「がんの授業」は
ということで
仕事外のケガや病気で
会社を何日も休まなくてはいけなくなり、
給料の支払いが無くなった場合の
支援をする制度について
どんな内容のものなのか書いてみました。
がんの治療においては
早期に見つかれば入院もせずに
根治できるがんもあります。
それも1回の日帰りで!
しかし、
進行すればすほど、治療に期間を要し
手術となれば入院を余儀なくされ、
仕事も休まなくてはいけなくなります。
放射線治療であれば通院で根治に向けた
治療ができますが、それでも仕事を持ち
その収入で生活をしている人にとっては
身体的にも金銭的にも負担は避けられない
といえます。
そんな中での高額療養費、傷病手当金の
のご紹介をしましたが
実際に放射線治療では、どれくらいの
費用がかかるのか触れてみたく思います。
それでは、問題です。
日本で最も死亡数が多いがんは
肺がんですが、肺がんの放射線治療で
正しいのはどれでしょう。
A: 全ての肺がんで健康保険が使える
B:再発がない
C:標準的な治療で300万円程の負担になる
D:粒子線治療が注目されている
正解は、Dです。
標準の治療であれば保険が適用されます。
その為、高額療養費制度を利用することで
大抵の場合、治療費はひと月に10万円以内
で可能となります。
高精度放射線治療となると、一定の条件を
満たす肺がんについては保険診療が
認められています。
高精度と呼ばれるものの中には
病巣に対してピンポイントで放射線を
当てるなど、治療効果が高く、副作用が
少ない方法もありますが、
3割負担であれば20万円程度で
高額療養費制度を利用すれば
更に安くなります。
近年は粒子線が話題になっていますが
どんな特徴があるのか?
何が優れているのか?
次回触れてみたくおもいます。
それでは、
今日もよい1日を、体に感謝を!
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