みなさん、こんにちは

 

いかがお過ごしでしょうか?
 

 

 

 

 
前回の「がんの授業」は


右矢印放射線治療の費用は高い安い?
 

ということで


がん治療として根治を目的としたときに


放射線治療の費用というのは

 

手術を受けた場合との比較で

 

高い傾向にあるのか、安い傾向なのか

 

について書いてみました。

 

 

 

放射線治療は通院での治療が可能なため


入院に要する費用はもちろん、


仕事を休むことなく、生活スタイルを


極端に変えなくて済む魅力もあります。

 

 


放射線治療にかかる費用自体は


放射線の種類や部位、照射回数など


によって異なり、

 

新しい治療方法であればあるほど、


また照射する範囲が広かったり、


照射回数が多ければ多いほど


費用は高くなることが一般的です。

 

 

 

ただし、公的な制度を活用して、


様々な経済的支援を受けることができます。

 

その一つが『高額療養費制度』です。

 

 

 

 


それでは、問題です。


高額療養費制度の内容として


正しいのは次のうちどれでしょう。

 


A: 所得に応じて医療費の上限が決まる


B:保険診療でのみ適用される


C:公的な医療保険の加入者が対象


D:1ヶ月の上限額を超える分が支払い免除

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、全部です。


放射線治療は健康保険を使って治療が

 

受けられるため、保険診療であれば

 

高額療養費の制度が利用できます。

 

 


高額療養費制度とは、


医療機関や薬局の窓口で支払う金額が


月の初めから終わりまで、


一定額を超えた場合に、


その超えた金額を支給する制度で、


年齢や所得に応じて、本人が払う


医療費の上限が定められています。

 

 

対象となるのは、公的医療保険が


適用される医療費です。

 


一般的な所得の人であれば、


ひと月の支払いが10万円を超える


ことはありません。

 

 

 

 

自分が加入している保険者(保険証に記載)


に申請し、認定証を入手しておきましょう。


医療機関の窓口で提示することで


支払いを自己負担限度額までに留める


ことができます。

 


或いは一旦、医療機関の会計窓口で支払い


後日保険者に申請して払い戻しを受ける


ことも可能です。


申請は支払い直後でなくても、


2年前までさかのぼって申請が出来ます。

 

 

 

 

 

それでは、


今日もよい1日を、体に感謝を!