みなさん、こんにちは

 

いかがお過ごしでしょうか?
 

 

 

 

 
前回の「がんの授業」は


右矢印放射線治療に副作用はある?
 

ということで

 
放射線で治療を受けることで起こる

 

症状は色々とあるなかで


一番多いのは何か?


その理由は?

 


そして、元の状態に戻るのか


について書いてみました。

 

 

 

 

放射線治療での副作用は正常細胞への


照射によって起こり、照射が当たった部分に

 

何らかの症状が現れます。

 

 


最近では技術の進歩により副作用が


起きにくくなってはきていて

 

例えば、


病巣へピンポイントで、また多方向から


放射線を照射するなどの技術や、

 


放射線の効果を病巣部分にのみ


最大限に活かす技術など


一部の正常細胞へ影響がでることを


抑えられてきています。

 

 

 

このように

 

装置の性能も進化しているのですが


気にるのが費用ではないでしょうか?

 

 

 

 


そこで、問題です。


手術の場合と比べて放射線治療の医療費は

 

高いでしょうか、安いでしょうか?


A: 手術より高い


B:手術より安い


C:手術と同じくらい


 

 

 

 

 

 


正解は、基本的にBです。


手術と比べて放射線治療は


医療費が安い場合が多いのです。

 

 

 

放射線治療の装置が非常に高額なことから

 

治療の費用も高いイメージがありますが

 

実際はかなり安い治療費といえます。

 

 

通院で治療ができて入院費がいらない

 

のも大きいです。

 

 

 

ただし、安く受けられるのは

 

公的な医療保険が適用となる場合であって

 

高精度の放射線治療の中には

 

保険適用がされていない場合もあり

 

自由診療で全て自費で受けるとなれば

 

もちろん高額となります。

 

 

 

保険適用の有無については、

 

がんの種類や進行具合などによって

 

違ってきますので、予め治療計画から

 

費用の算出をしてもらうのが良いです。

 

 

 

 

さらに、

 

保険診療の医療費で自己負担する分を

 

一定の限度額までに抑えることができる

 

「高額療養費制度」というものもあります。

 

 

そして他にも、、

 

会社に勤める方であれば、療養のために

 

休職する場合の収入を保障する

 

「傷病手当金」というものもあります。

 

 

この辺りは、また次回書いてみます。

 

 

 

 

それでは、


今日もよい1日を、体に感謝を!