みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回の「がんの授業」は
ということで
がん治療といえば手術、の印象が強い中、
それは日本だけの感覚であること
国内での放射線治療の適用数は
20年以上にわたり増え続けていて
その間に治療の高精度化が進み、
治療成績も上がっていること
なにより、手術では得られない効果
などについて書いてみました。
がんを完治させられるのは、
基本的に手術か放射線治療なわけで
近年、需要が増している放射線治療とはいえ
メリットがあればデメリットについても
気になるところです。
特に体に放射線を当てることでの
副作用や後遺症のようなことは
起きないのか?
では、問題です。
放射線治療の副作用として合っているのは
次のうちどれでしょう。
A:脱毛
B:肺炎
C:吐き気、下痢
D:皮膚炎
正解は、今回も全部です。
頭部に放射線を当てると、
脱毛が起こることがあります。
しかし、治療が終われば多くの場合、
再び生えてきます。
胸部の治療では、
肺に放射線を当てていると
肺炎が起こることがあります。
食道に当てると食事のつかえ、
食道炎が起こることがあります。
腹部、骨盤部に治療をすると
主に胃や腸に影響が出て、
吐き気や下痢の症状が出ることが
あります。
皮膚に強い放射線が照射されると、
発赤したり、皮膚がむけたりという、
日焼けのような症状がでます。
放射線治療の副作用は、
治療の後半におこることが多く、
治療が終わって暫くすると良くなります。
次回もう少し詳しく書いてみますね
それでは、
今日もよい1日を、体に感謝を!
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