みなさん、こんにちは


いかがお過ごしでしょうか?
 
 

 


 
前回の「がんの授業」は


右矢印治療の選択は誰がする
 

ということで


治療の方法を決めるにあたって


主治医がすること、患者がすること


それぞれ役割が明確になっていて


その中でどのように最善の方法を


見つけ出していくのか


どのように決定されるのか


について書いてみました。

 

 

 

 

がん治療において三本柱ともいえる


手術療法、放射線療法、化学療法では


がんの種類や進行度に応じて


それぞれの治療法を、単独や組み合わせて


行われていますが、


それらを医師と相談しながら、何よりも


患者主体で選択することが大切です。

 

 

 

ちなみに、


「血液のがん」といわれる白血病を除いて


一般的な固形がんを完治させられるのは、


手術治療か放射線治療です。

 


殆どのがんは化学療法(抗がん剤など)


だけでは完治はさせられません。

 

 

 

 


そこで問題です。


国内で、がんと診断された人のうち


手術による治療を受けているのは


何割でしょう?

 

 

A: ほとんど全て


B:9割近く


C: 7割近く


D: 5割近く

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は、Cです!


日本では、がんの患者の7割近くが


手術治療を受けています。

 

 

 

案外、少ないと思いませんか!?

 

 


その背景には


がん細胞と共生する道を選んだり


手術の出来ないような場合など


いろいろありますが


放射線治療が目覚ましく進化


しているのもあります。キラキラ

 

 

 

白血病など、特殊ながんを除けば、


一般的に手術と放射線治療のみが


単独でがんを完治することができ

 

 

手術と放射線治療では


多くの場合で両方とも同じくらいの


効果を持っているといわれています。虹

 

 


がん治療 = 手術

 

だけではないのです。

 

 

 

 

 

 

出来る事なら手術は受けたくない。


誰もが思うことでしょう。あせる

 


身体に傷跡が残るだけでなく


切除した部位によっては


臓器や体の機能が大きく失われます。

 

 

 


例えば、肺を一部切除すれば


酸素の取り込む量が減りますし

 

 

胃を切除すれば、食べたものを


消化する働きが損なわれる。

 

といったようにです。

 

 

 

そして、がんの種類によりますが

 

発見が早ければ早いほど

 

身体に傷をつけなくて済む治療を

 

選択できる可能性が高くなります。ひらめき電球

 

 

 

 

それでは、


今日もよい1日を、体に感謝を!