みなさん、こんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
前回の「がんの授業」は
ということで
がんの治療といえば手術!
そんなイメージがありますが
近年は他の治療法も進歩していて
がん治療には三大療法があること
そしてそれは、どんな治療法なのか
について書いてみました。
がんという病気の特徴のひとつに、
同じ「がん」であっても
早期がん、進行がんの違いであったり、
広がり方、転移の有無などの違い
そして何よりも、
がんになった方々は
それぞれの背景が違います。
若い方、高齢の方、幼い子供を抱える方、
介護をしている方、仕事を持つ方など
実に多様です。
当然、患者さんが希望する治療方法も、
温存を望む方、高齢で体力がなかったり
生活上の事情で開腹手術は避けたい
という方など様々です。
そこで問題です。
がんの治療法は、誰が決めるでしょう?
A:医師
B:家族
C: 患者
D: 国が定めたマニュアル
正解は、C です!
主治医は患者に対し現在の状況や
治療の方法、選択肢について
十分な説明を行い
そのうえで治療の提案がなされます。
その時、主治医に自分の望みを伝える
患者と医師の対話もとても重要なことで
話し合いながら一番良いと思われる
治療方法、治療スケジュールが
決まっていけば、納得できる治療に
なるのではないでしょうか
最終的に患者の同意に基づいて
治療方針が決定するのですが
話をするのが苦手な方は、
家族や信頼できる知人に同席して
もらうのもアリです。
治療方針は医師によって
異なる場合もありますので、
別の医師の意見を聞きたいときには、
主治医以外の医師に意見を求める仕組み
があります。、即ちセカンド・オピニオン
を利用することもできます。
がん治療において、
治療方法を自分で選択するという
意識を持つことが大切です。
それでは、
今日もよい1日を、体に感謝を!
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