Gメン対香港の人喰い虎(追記あり) | 川瀬有希の独り言

川瀬有希の独り言

田中好子さん、キャンディーズ、岡田有希子さんに捧げるブログ

またまた音楽とは関係のない話題とはなりますが、本日デアゴスティーニから『Gメン’75DVDコレクション』の76号が発売されたので速攻でget。


というのも、今回収録された放送回には思い入れがあるから。


Gメンが人気を博してた当時、自分はまだ保育園〜小学校低学年で、普段は夜9時就寝が厳守されていたが、半ドン(死語)で翌日がお休みとなる土曜日だけはちょっとだけ夜更し(という程のものでもないが)することを許され、10時までは起きていられた。

あの頃の土曜の夜のテレビはうちでは完全にTBS一択で、〈まんが日本昔ばなし〜クイズダービー〜全員集合〉という不動のラインナップ。

チャンネルを変えないとなると9時からは自然とGメンを鑑賞する流れとなる。

しかしまあ、よく両親は観るのを許可してくれたものだ。

だってGメンなんて幼児が観る番組じゃないですよ(せいぜい小学校中・高学年くらいからでしょ)。

麻薬取引、銀行強盗、無差別殺人・・・大丈夫か(笑)。

リアルタイムの視聴記憶はある時期まで殆ど無くて、それは要するに年齢的に内容が難しくてよく理解しきれなかった為だろう。

当然といえば当然だ。

で、再放送を除く一番古いGメンのリアル視聴の記憶というのが、今回収録された香港シリーズ前後編だったりする。

何故それは覚えているのか?

理由は単純で、ひたすらに怖かったから。

タイトルは「Gメン対香港の人喰い虎」(1979年10月6・13日オンエア)。

人喰い虎ですよ。

子供でも分かります。

映画はともかく、少なくともドラマでは今は無理でしょ。

放送コードが緩かったとはいえ、役者さんも大変だ(実際体に飛びかかられて襲われるシーンもある)。

汚職背景の複雑さや男女の機微が描かれた話なんてチンプンカンプンでも、虎が襲いかかったり空手で死闘する展開なら幼な子でも夢中になるし記憶に残ります。

というわけで、自分にとっては思い出の放送回なので確実に発売初日に手に入れたかったわけであります。

なお、関心のある方は早めに購入した方がいいですよ。

香港シリーズは特に人気があり、完売の可能性が非常に高いので。

加えて、デアゴはどんなに売れても増刷しない会社ですから。

売り切れたらそれでおしまいです。



追記〉

香港シリーズの他に今回は初DVD化となる第226話「電話魔」が収録されているが、後に声優として有名になる島本須美さんが女性警官役で出演している。

登場シーンは僅かだけど、今となってはなかなかに貴重な放送回だ。