ハート泥棒 | 川瀬有希の独り言

川瀬有希の独り言

田中好子さん、キャンディーズ、岡田有希子さんに捧げるブログ

キャンディーズのYouTube公式チャンネルに11thシングル『ハート泥棒』がup。



初めてこの曲を聴いた時は「おや?」っとなった。

曲自体は好みだけど、リリース順に通して聴くと違和感というか居心地の悪さを感じたのが当時の(そして今も)正直な感想。

なかなか表現しづらいが、ずっと「前進」を続けて来たのにここに来て何故「後退」といった具合。

自分がリアルタイムの空気を知らないからかもしれないが、同時代に聴いてたファンはこの曲をその時点でどういう風に受け止めたのだろう。

想像の域を出ないが、売り上げやオリコンの順位を見る限り、同様の受け止め方をした人も少なからずいたんじゃないか、という気がしないでもない。

『年下の男の子』や『内気なあいつ』前後にリリースされていれば全然違う印象というか、もっと高い支持を誇るナンバーになっていたのでは、とも思われる。

どんないい曲でもリリースのタイミングは大事かな、と。

しかし、これは嵐の前の静けさ。

次のシングルから更に完成度を増した怒濤の名曲ラッシュが始まるのです。