インフルエンザ集団予防接種はなぜとりやめられたのか
1962年から勧奨接種開始。
1972年に義務化。
勧奨摂取からなぜ義務化になったのでしょう?
(下記引用)
私たちの多くは「予防接種を受ければインフルエンザにかからない」あるいは「かかっても軽くすむ」と思い込み、泣いて嫌がる子どもを押さえつけても、正直に予防接種を受けてきました。
そして、患者数・死亡数が減ってきたのは予防接種のおかげであると信じてきたはずです。
ところが、そのインフルエンザのワクチンが効かないということが医学的に証明されていたとしたらどうでしょう。
いや、単に効かないばかりか、死亡や重症障害などをはじめとする被害者を数多く生み出してきとしたらどうでしょう。恐ろしいことに、これらはすべて事実です。つまり、インフルエンザワクチンは、有害無益な「劇薬」だったのです。
効かないのはなぜかというと、インフルエンザウイルスが非常に変身しやすいウイルスだからです。
インフルエンザウイルスは全部で130種類くらいあります。これを全部ワクチンに入れることはできませんから、その年に流行しそうなのを予想して3種類を入れます。
しかしこれらが一致することはありませんでした。
1977年に小学1年生だった子どもは、中学1年生になるまでに18回も学校でワクチンを摂取されたことになりますが、それでも患者はまったく減りませんでした。そればかりか、摂種後にワクチンの害作用で熱が出て学校を休む子どもが続出し、その数は数十万ともいわれています。
そして障害や死亡など、重篤な被害を受けた人だけでも推定千人以上に達しています。
1994年には、厚生省もついにこのワクチンが効かないことを認め、法律による義務摂種から外しました。
このワクチンの犠牲となった多くの人たちは、いったい何の犠牲だったのでしょうか。
藤井俊介(2003).まちがいだらけの予防接種