子ども時代における心理的虐待について

昨日の記事でも少し書いたのですが、

 

子ども時代に親などから心理的虐待(暴言を吐かれるなど)を受けて育つと

大人になってから何らかの精神疾患になるリスクがそうでない人より上がる

 

そうです。

 

 

 

私の母は、私が生まれると兄を可愛がらなくなったと

亡くなった祖母が言っていました。

 

そして、弟が生まれると、私も可愛がられなくなった気がします。

 

より小さい子どもの方が手がかかるのは当然なのですが、

兄弟でこんなに差があるのは他の家庭では見られないな、

と子どもながらに思っていました。

 

 

 

ちなみに、私の場合の心理的虐待ですが、

キツイ言葉で言われたり、叱られる・怒られることばかりだったり、

家の外に出されたり・・・

こんな感じです。

 

習い事では、他の子の親が続々と迎えに来るのに、

私だけ迎えに来ない、非常に遅くなる、ということも頻繁でした。

 

兄については、家の外に出されていたところ、

親戚の伯父が車で通りかかり保護した、

といういきさつもあります。

今の時代、こんなことをしていたら、警察などに通報されてしまいますよね。

 

 

 

それから、やたらと過干渉でした。

恋愛は一切禁止、みたいなところがありました。

だから、大学時代は内緒で付き合っていました。

親がなかなか来れない遠方の大学で一人暮らしをしていたからよかったです。

 

でも、そんな大学時代に精神疾患になってしまったんですよね。

 

最初、信頼できる男友達にはうつ病と診断されていたことを打ち明けたのですが、

その頃はうつ病の認知度すら低く、「甘えだ」と全然取り合ってもらえませんでした。

だけど、私の親のことを話したりしているうちに、

「ななみの病気の原因は親かもしれないね」

と言われました。

 

その時は、そうかもな~くらいにしか思っていなかったのですが、

先日のネット記事を見て、

「やっぱりそうなのか・・・」

と納得してしまいました。

 

 

 

親が子どもを否定したり所有物のように扱ったりすると、

子どもの自己肯定感が育たないんですよね。

 

自己肯定感が低いと自分を大事に扱えなくなってしまいます。

大学時代に私は「何でそんなに自分を卑下するの?」と言われたことがあります。

結局、そういう人間になってしまいます。


 

 

今、自己肯定感とか自己受容感とか大事、とよく言われています。

精神疾患になる人が増えてきているから、

それだけ精神疾患にならないようにしよう、という風潮です。

 

今の時代、小学生でもうつ病や適応障害になると言われています。

いじめなどで自分を否定されたりすると、やはりつらいものがあります。

そういう私も小中学校時代はいじめに遭っていました。

学校側はいじめを認めず、

母は内申点に影響するからと無理やり学校に通われせていました。

そして、「いじめられる私が悪い」と言われました。

本当にあの時代は精神的につらかったです。

 

高校受験にも影響しました。

いじめる側の多くが学区内1位の進学校を受験するので、

3位の一応進学校みたいな高校を受験しました。

それは大学受験にも影響するので、将来がかかっているようなものなんですよね。

結局、中堅国立大にしか進学できず、一応卒業はしましたが、

精神疾患になってしまったし、就職活動もできず実家に戻ってきてしまいました。

 

これも、特に母はどう思っているのか・・・

 

 

 

私の母は特に私をコントロールしようとする部分があります。

精神疾患になって戻ってきたのに、それでも支配しようとしていました。

訳の分からない健康食品を食べさせられたり・・・

 

でも、夫と結婚して実家を離れたら、

なんかコロっと態度が変わったようになったんですよね。

月1くらいで帰省すると、以前に比べてやたら優しくなっていたので。

 

もしかしたら、

 

面倒で邪魔な者がいなくなった

 

とでも思っているのかな?と思いました。

 

もし、それが本当だったらショックですが。

やっぱり、精神疾患を患っていると、

健常者から見て邪魔な存在でしかないのか?

就職もできず、正規で働けず、恥ずかしいので周りから隠しておきたい存在です。

そういう見方しかできないのかな・・・

 

でも、義父といざこざがあって泣きながら母に電話すると、

家と家のことだからなのか、そういう面では話を聞いてもらえます。

毎日顔を合わせないし頻繁に電話もしないから、

そういうことができるのかもしれません。

 

 

 

だけど、やっぱり、私は母にとっては思い通りにならない存在なんですよね。

それを言うと、所有物として扱われているのと同じになってしまうのですが。

娘が他家に嫁いでも、子どもの頃からの扱い方は

大人になっても変わらないのかもしれません。

 

そう考えると、いつになったら私は母の所有物ではなくなるのか?

低下してばかりの自己肯定感もどうやったら上がるのか?

 

大人になってから自己肯定感を上げるのは非常に難しいです。

並大抵のことではないです。

 

やはり、子ども時代における心理的虐待は

怖いものがありますね・・・