削ったり足したり
プランが決まったら、ここから精細な見積もりに入ります。
もちろん、削っていくことになるわけですが、
ショールーム見学だなんだで色々見る内に
欲も出て、つい追加したくなってしまうのが
苦しい所です。
超細かい見積書
原価公開がウリの工務店さんなので、木材の一本から
金具の一つまで値段が記載されています。
チェックは大変でしたが、おかげで何を削れば
いくら抑えられるのかが大変わかりやすかったです。
例えばメインの無垢の床材は
5000円×29束=14万5000円
なので、仮に半額の床材にしたとしても
7万円くらいしか抑えられません。
それなりの額ではありますが、
一生使う毎日肌に触れるもののランクを下げるにしては
額が小さいのでは?
などと判断しやすかったです。
大きいのから小さいのまで細かく削りましたが、
代表的なのは
- 蓄電池を諦める-200万円
- アートウォールからガルバリウム に-70万
- トイレを1つに-10万
- 子供部屋収納のドア-10万!
- 玄関ドアキーを非電子に-6万
- 畳をヘリ有りに変更-3万
- システムキッチンシンクとトップをステンレスに-3万
といったところです。
大きな減額
太陽光発電と合わせて蓄電池も見積もってもらいましたが、
これは予算オーバーの可能性が高いとわかっていたので
早々に諦めました。
EV充電用のコンセントはつけてもらったので、
将来電気自動車で使えたらいいなと思っています。
塗りの外壁にも憧れて見積もってもらいましたが、
やはり高かったので第二希望だった
ガルバリウム に変更しました。
大きいのはこの2つです。
細かな節約
あとは細々です。
夫の希望で、平屋ながらもトイレを2つ作る予定で
見積もってもらいましたが、4人家族でトイレ2つは
いらんだろう、ということで削りました。
意外なほど高額だったのが、
子供部屋収納の木製開き戸×2箇所で10万円!
扉なしにして、カーテンレールをつけて
目隠しできるようにしました。
入居2年目の現在、まだカーテンすらつけない
オープン収納で使っています。
何も問題はなし
寝室の畳をモダンなへり無しから、
普通の畳へ変更で-3万円。
和室好きだし、かわいい色無地のへりが
たくさんあるので問題なしです。
玄関ドア鍵の非電子化-6万円
今時珍しいと言われましたが、
以前に電子キーのアパートに住んでいる時に
電池切れして赤子を抱えて右往左往した
トラウマがあるのと、普通の鍵を使う暮らしに
不自由がなかったので削りました。
建築後2年暮らしてみて、削って後悔している
ものはありません。
家ノートは役立つ
見積もりを削る際に役立ったのが、
作っておいた家づくりノートです。
プランを立てる段階や、日々思いついた時に
「これなら削ってもいいな」と思うことを
書き留めておきました。
そのおかげでスムーズに削るところを
選べたと思います。