土星は、2017年12月下旬から山羊座入りし、今年3月から水瓶座入りして一時的に抜けた状態でしたが、5/11(月)から逆行していた土星が7/2(木)から山羊座に戻りました。
この後、9/29(火)に順行になり、12/17(木)に完全に水瓶座に入ります。


ここで再度、山羊座に戻ったことでもたらされるのは、3〜7月に土星水瓶座期間に起きた事柄を踏まえた上で、改めて社会制度のあり方などを見直したり、やり残したことを片付けるといったことになるかと思います。


土星が水瓶座入りしていた期間、コロナにより緊急事態宣言が発令され自粛を余儀なくされました。会社や学校、日常生活などは外出せずとも通信を利用することで新たな生活のパターンを皆が経験したことは大きな転機であったと思います。


しかし、すべてが新しくなるのではなく、古き良きものや今までずっと築いてきたものを活かしながら、土星水瓶座時代に取り入れていくべくその選別や構築をしていくようになるでしょう。


会社や企業によっては、早くもすべてを機械任せにして大幅な人員削減を打ち出したり、すでに在宅勤務を優先するようにしているところもありますが、何でもかんでも利便性ばかりを重視するのは疑問に感じます。最後は「人」なのではないでしょうか。


土星が山羊座に戻ったことにより、活動宮(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の皆さんにとっては、この数年のハードな運勢(土星を含めトランジット牡羊座天王星、山羊座冥王星すべて活動宮のハードアスペクト/コンジャンクション)に最後の整理の時に入ります。
公私様々な変化があったと思いますが、やり残したことや中途半端なままのことがあれば、しっかり片付けて新たな時代へ向かうための時間になるでしょう。


個人の運勢では、ホロスコープのどのハウスにトランジット土星があるかでテーマが分かりますので、気になる方はチェックしてみて下さい。


土星のテーマを乗り切ると人は成長します。
社会のしくみが大きく変わっていく時代に未来が希望に満ちたものになりますように。