NYタイムズからピックアップされた興味深い記事を見つけました。


デジタル機器が注意力を低下させているのではないか?というもの。


先日、日本でも高校生が1日にスマホを手にする時間が平均7時間というデータが出ていました。

記事によると、スマホでネットやゲームをされている方が多いと思いますがこれらは外部への注意力。

現代人はこの外部への注意力が強くなってきているのではないか?というのです。


これは他人に興味を持つというような外部への興味とは違い、ネットのゲームなどは移り変わる情報の速さに刺激と期待を求め依存している状態。 自分が変わるのではなく、変えてくれる何かが外部にあると思ってハマっているということ。


逆に内部への注意力というのは、自己を見つめ返す内省のことで、外部へ注意力が向くため内部(自分)への注意力が減っている傾向が強まるということでした。


確かに鑑定中も片時もスマホを離せない方がいますが、見ているとスマホを通じた相手への依存がよく分かります。


内部への注意力が薄れているということも鑑定を通じて感じます。

「将来どうしたいのか? 」と尋ねると、はっきり答えられず自分の未来について考えていないということはよくあります。


「誰か」が変えてくれるのではないか?

「何か」いいことが起きるのではないか?

といった、幻を夢見てしまっている方もいます。


聖書に「求めよ。さらば与えられん」という一節がありますが、自分自身を省みて「私はこの先なにをどうしたいのか?」と、とことん追求してみることが大切ですね。


自分はどういう状態が幸せと感じるのか?

「恋人がいれば幸せか?」
恋人とともに共有する様々な楽しい出来事を通じて幸せを感じるのではないでしょうか?

「お金があれば幸せか?」
お金を使って欲しい物が買えるから幸せ。お金を使って家族や友人と美味しい食事ができる幸せ。

など、自己と向き合い自分の心の声を聞くことも大切ですよね。


よく引き寄せの話を書きますが、新月の願いごとと併せて引き寄せや願いごとが叶わないという方は、自分という内部へ注意を向けてみると本当に自分が望むことが見えてくるのではないかと思います。


偏ることなく外部も内部もバランスよく注意力を向けていきたいですね。